2020.10.26 12:00 更新
2020.10.26 取材
【第68回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、ホルモン成分多めなナポリタンを食べようと「スパゲッティーのパンチョ 秋葉原店」に行ってきます。
もう季節の変わり目ということで、いつぞやの牛タン丼のような、食べ忘れた限定メニューの回収に歩き回っている今日このごろ。今回立ち寄ったのは、パーツ通りのスパゲッティ屋さん「スパゲッティーのパンチョ 秋葉原店」です。店頭でもはやお馴染みになっている看板のメニュー、存在感だけでお腹いっぱいになっていたのか、うっかり食べ忘れておりました。
早速階段の踊り場に設置された券売機にて、お目当ての「ホルナポ」(960円)を注文。2年前の夏限定で登場したメニューでしたが、今年の夏に“大人の事情”で復活したのだとか。いったいどんな事情かは分かりませんが、前回食べ損ねた私には嬉しいカムバック。目玉焼きのトッピング(80円)を追加して、お会計は税込1,040円でした。
ちなみに盛りはメガ(600g)で注文。前回の記事を見直してみると、いつの間にかスタンダードな盛りのバリエーションが増えていたようです。
スキマ時間の来店だったこともあり、10分と待たずに「ホルナポ」が到着。見た目は普通のナポリタンとそれほど変わらないように見えて、匂いからしてホルモンが存在感をアピールしてきます。
まず第一印象は、味がものすごく濃いということ。本当にホルモンがゴロゴロ入っているので、結構パンチの効いた味がします。なんでも厚木市のB級グルメとして知られている「シロコロ・ホルモン」が使われているとか。小さくカットされた、ぷりぷり柔らかいホルモンの食感が楽しいですね。
それ以外の具もキャベツやニラが混じっていたりと、普通のナポリタンとはだいぶ異なる雰囲気。ただし“本体”はしっかりナポリタンなので、強烈な個性同士が口の中で正面衝突を起こしているような、不思議な感覚が味わえます。
そしてボディブローのようにジワジワと効いてくる重たさ。途中でチーズなどを加えて味変しつつ、付け合せの味噌汁のありがたみを再確認することになります。そういえばホルモン好きなショップ店員氏は「箸休めできるポテトサラダをトッピングするといい」と言っていたような・・・?
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
スパゲッティーのパンチョ 秋葉原店: https://naporitanpancho.com/