2021.03.27 13:53 更新
2021.03.27 取材
本日のコレオシは、TSUKUMO eX.4階(CPU/マザーボードフロア)から。ベテラン店員の川島さんが気になるというサイドフロー型CPUクーラー、ProArtist「DESSERTS3」を紹介してもらおう。
昨年11月に登場したProArtist。今回紹介する上位モデル「DESSERTS3」とコストパフォーマンスモデル「GRATIFY3」の2つをラインナップしていますが、新興メーカーということもあり、発売当初はあまり動きがありませんでした。今年になって徐々に売れ始め、最近では指名買いのお客さんも増加。現在は知る人ぞ知る空冷クーラーの人気モデルになっています。
Prolimatechの系譜を持つ製品だけに、古い自作ユーザーにとってはどこか懐かし雰囲気のヒートシンクデザインだったりするのですが、このあたりのストーリーはレビュー(ProArtist期待の空冷クーラー「DESSERTS3」「GRATIFY3」を徹底検証して分かったこと)に詳しいのでチェックしてみてください。
アルミニウム製放熱フィンは48枚で構成。メモリスロットへの物理的干渉を避けた幅48mmのナロータイプフィン設計となっている |
今回強調したいのは「DESSERTS3」の冷却性能について。個人的には、この価格帯の製品としてはトップクラスだと思っており、人気のAMD「Ryzen 5000」シリーズはもちろん、まもなく登場する第11世代Intel Coreプロセッサもしっかり冷やしてくれるはず。トップカバー部のRGB LEDを無くして安くなるなら、もっと売れるはずです。
RGB LEDが内蔵されているトップカバー部 | 袋詰めではなく、きれいに収められた付属品も好印象 |
高さも153mmと、ほぼ一般的なPCケースなら干渉せずに搭載できる点も大きい。お客さんと構成を考える際にも、ケースサイズを気にせずお勧めできます。まだまだ知名度の低い製品ですが、隠れた名機と言えるでしょう。空冷クーラーで1台組むなら、是非候補に加えて欲しいです。
税込6,000円以下の空冷クーラーとしては抜群の冷却性能を発揮する |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
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ProArtist: http://proartist.cn/