2021.06.11 12:30 更新
2021.06.11 取材
NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 3070 Ti」搭載グラフィックスカードの販売が6月10日(木)22時よりスタートした。先週に引き続き“やや深夜販売”を実施したのは、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店のみ。最新のグラフィックスカードを手に入れるべく、店頭には約50名が集まった。
最新ハイエンドGPUNVIDIA GeForce RTX 3080 Tiの販売開始から僅か1週間後の6月10日(木)、GeForce RTX 3070 Ti搭載グラフィックスカードの販売が解禁された。
先週に引き続き“やや深夜販売”を実施したのはパソコン工房 秋葉原 BUYMORE店のみ。店頭には朝から購入希望者の行列ができ、事前会計の始まる17時頃には約50名以上が並んだ。なお、初回の入荷数は約100個。後日引き取りを含め最終的には約60個が販売されたため、11日(金)以降も在庫販売が行われる。
先週発売のGeForce RTX 3080 Tiに比べ価格も安いためか、購入者は比較的若い客層が目立った |
11日(金)の開店時より販売を開始しているのは、パソコンSHOPアーク、オリオスペック(通販のみ)、ドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。気になるパフォーマンスについては、先日お届けした検証記事を是非ご一読いただきたい。
解禁と同時に販売が開始されたのは、ASUS、Gainward、GIGABYTE、INNO3D、MSI、Palit、ZOTAC、玄人志向の8メーカーから計15モデルで、いずれもオリジナルVGAクーラーを搭載。特に注目が集まったのはASUS「TUF-RTX3070TI-8G-GAMING」やZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti Trinity」。定格クロックモデルながら、最安クラスの約9万円だったことからすぐに完売。これら2モデルについては複数ショップが「初回入荷のみと聞いている」とのことで、再入荷の可能性は極めて低い。
なお、複数の関係者に今後の動向について聞いたところ「次回のロットがいつ入荷するのかは分らない」「GeForce RTX 3070の在庫と価格調整を考えなくては」「入荷は安定せず、しばらくは値下がる様子はない」とのこと。GeForceの高値傾向が収まるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
NVIDIA Corporation: https://www.nvidia.com/ja-jp/