2021.10.14 11:30 更新
2021.10.14 取材
【第91回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、ジャンキーなつけ蕎麦とカレーのコラボに惹かれて「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 秋葉原2号店」に行ってきます。
今回お邪魔する「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 秋葉原2号店」が中央通りできたのは、昨年の年の瀬のことでした。昭和通りの「秋葉原店」にはちょくちょく足を伸ばしていたので、「これでもっと手軽に食べられるようになるぞ」と喜んでいたんです。でも宣言が発出されてからはラストオーダーに引っかかることが多く、結局あまり行けない感じに・・・。時短が緩和されたおかげで、ようやく余裕をもって寄ることができました。
さて何を食べようか、と悩むまでもなく、今日は「黒カレー肉そば」に決めていました。オープン当初は同じ飲み物系列の「カレーは飲み物。」とのコラボメニューとして並んでいましたが、いつの間にかグランドメニュー入り。実はいつも定番どころばかりで食べたことがなかったので、前から興味をもっていたんです。お会計は税込1,100円也。
ちなみに「なぜ蕎麦に~」は盛りが選べるようになっていて、「小(200g)/中(250g)/大(350g)」はすべて同じ金額。嬉しいつけ麺スタイルです。「大」にさらに「大盛り」を追加するという荒業もあるのですが、今日は健康のためにおとなしく「中」を注文することに。
10分と待たずに運ばれてきた「黒カレー肉そば」。なるほどカレーのいい香りがします。隣の器には、蕎麦が見えないくらいに刻み海苔とネギがかかっていて、さらにゴマに天かす、味玉も入っています。これらをカレーにぶちこんでいただくわけですね。
カレーの方は、名前からしておそらく欧風カレーの「黒い肉カレー」がベースになっているんでしょう。チーズがたっぷり入っていることもあり、とてもマイルドで辛さはほぼありません。カレーライスなら多少物足りないのかもしれませんが、蕎麦とのマッチングはかなりグッド。ヤミツキになりそうな、いい感じのアレンジだと思います。
さて気になるのは、一緒に付いてきた蕎麦つゆ。どう使うものなのか聞いてみると、カレーとの食べ比べ用なのだとか。なんともオツな付け合せだなぁと思ったら、店員さんいわく「カレーの方にはラー油入ってないんですよ(笑)」という事情もあるみたい。なるほど、店名の都合上どうしてもラー油は入れないといけないわけですか(笑)。でも両方美味しかったし結果的にヨシ!
文: 編集部 絵踏 一