2021.11.25 11:42 更新
2021.11.25 取材
予約段階で完売になるなど圧倒的な人気を集め、受注停止になっているAcoustuneブランドの高級イヤホン「SHO-笙-」のサンプル展示がe☆イヤホン秋葉原店本館で行われている。購入はできないまでも、その音質を実機で試すことが可能だ。なお、価格は税込197,980円。
事前の予約段階で完売、発売時点でキャンセル以外に在庫がないという状態になっていた、香港Acoustuneブランドのフラッグシップイヤホン。e☆イヤホン秋葉原店本館でも「次回入荷の目処が立たないため、現在受注を停止している」という状況は変わらないが、当初難しいとされていた実機の展示とサンプル試聴が始まっている。
音響チャンバーとハウジングが完全に分離するモジュラー構造になっており、チャンバー部分の換装によるアップグレードなどが可能な「Acoustune Capsule Technology(A.C.T)」を採用。同店によれば「イヤホンの“心臓部”を丸ごと交換できるようなもので、こうした構造は非常に珍しい」とのこと。
現時点でまだ換装用のモジュールは存在しないものの、その将来性と現時点でのイヤホンとしての完成度が高く評価されているようだ。
これまでの量産品ではやむを得ず採用を諦めていたという新素材・新技術が盛り込まれており、医療グレードの素材を含めた複合構成のドライバーユニットを搭載。音響チャンバー素材には、チタン同等の強度と高精度な加工特性をもつCNC切削の超々ジュラルミン(A7075)が使用されている。
ショップによれば「帯域バランスにクセがなく、それぞれの音がしっかり聴けるモニター傾向のイヤホン。レスポンスの良さ、輪郭に優れている」とのこと。なお詳細な仕様については、こちらのプレスリリースを参照のこと。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607