2022.02.19 15:29 更新
2022.02.19 取材
Fractal Designから、高エアフロー設計のPCケース「Torrent」シリーズの新モデル「Torrent Compact」が発売された。ラインナップはBlack RGB TG Light Tint、Black TG Dark Tint、White TG Clear Tint、Black Solidの4種類。
人気メーカー、Fractal Designの2022年最新作。秋葉原のショップからも注目を集めいていたPCケースで、以前詳細検証をお届けした「Torrent」のバリエーションモデルの位置付け。前面はオープンフロントグリル・デザインと呼ばれるY字型のベントを搭載。高エアフロー設計を象徴する2基の「Dynamic X2 GP-18 PWM」は、180mm径/38mm厚の高静圧タイプで、フレッシュな外気を高静圧で内部に取り込み冷却する仕組み。入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、ドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
店員の間では「上位のTorrentが大きすぎるという人には注目のPCケースです」との声が聞こえる一方、「サイズが小さくなった分、構成パーツに制約がある。特に水冷ラジエターをフロントに搭載し、標準の180mmファンをボトムに移すとマザーボードサイズがMicroATX以下に限定される。180mmファンを使わないとTorrentの意味がなく、ここは割りきって空冷クーラーとの組み合わせがいいかもしれない」という意見も。
基本スペックは、ドライブベイは2.5/3.5インチベイx1、2.5インチベイx3、拡張スロットは7段で、グラフィックスカードは長さ330mm(フロントファン取り付け時)、CPUクーラーは全高174mm、電源ユニットは奥行き210mmまで。外形寸法は幅222mm、奥行き450mm、高さ467mm。なお発売に合わせ公開した詳細レビュー、これで全てが分かる。Fractal Design「Torrent Compact」徹底解説も是非ご一読のほど。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Fractal Design: http://www.fractal-design.com/
株式会社アスク: https://www.ask-corp.jp/