2023.12.10 08:19 更新
2023.12.10 取材
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社:東京都台東区)は2023年12月9日(土)と10日(日)の2日間、JR品川駅構内イベントスペースにてMSIxニトリxIntelのコラボイベント「カスタムPCショールーム 2023」を開催。ゲーミングルームのコンセプトブースやマザーボードをはじめとした新製品が展示されている。
イベント会場はJR品川駅の中央改札内、7・8番線ホーム階段脇 |
“ゲームをカタチに” がスローガン。ゲームとリアルライフを紐づける快適なカスタムPCと、ゲームに熱中できるルームコーディネートがコンセプトの展示スペース。近年は「東京ゲームショウ2023」にもブースを出展するなど「ゲーミング家具」を展開するニトリとMSI、IntelがコラボレーションしたゲーミングルームがJR品川駅構内イベントスペースに展開されていた。
JR品川駅構内のど真ん中にあり人通りが非常に多い場所。取材中も多くの人が興味深げに立ち寄っていた |
冒頭、挨拶に立ったエムエスアイコンピュータージャパン株式会社の豊田氏によるスピーチが行われ、「普段からゲーミング分野には注力しているが、実際にユーザーが使用する環境まで提案できればいいと考えていた」としてイベントの主旨を説明。続けて「そこで『ゲーミング家具』を取り扱うニトリさんとコラボが実現。さらにIntelさんも巻き込んだ今回のようなイベントが開催できたことに、非常にワクワクしている」とコメントした。
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社の豊田氏 |
続いて登場した株式会社ニトリ広報部の岩脇氏は、ゲーミング家具の取り扱いについて「ニトリは5年前から手ごろな価格のゲーミングチェアを販売するなどeスポーツ市場に参入。現在はお客様が自分好みのゲーミング環境を整えてよりゲームを楽しんでほしいという思いから、部屋をまるごとコーディネートできるゲーミング家具を取り揃えている」と話し、ニトリの取り組みを解説。そして「今回展示している人気のホワイトをベースにしたルームコーディネートは女性のお客様にもぜひ体験してほしい」と語っていた。
株式会社ニトリ広報部の岩脇氏 |
インテル株式会社からは秋葉原のイベントでもおなじみの安生氏が登場。「インテルはCPUを扱うメーカーですが、最近は実際に使用するユーザーがどのような環境で楽しんでいるのかという点に注目。自作PCをカスタムPCと呼びインテリアとしてもカッコいいPCを作ろうという取り組みを進めており、今回MSIさんとニトリさんのコラボに微力ながら協力したいと考えました」と話していた。
インテル株式会社 技術本部部長工学博士の安生氏 | イベントにはインテルマーケティング本部本部長の上野氏も駆けつけていた |
会場で、幅118mmのシンプルな「ゲーミングデスク」(型番:GM002 118 WH/売価税込19,990円)を使用したコーディネート例は「ホワイトを基調としてシンプルで清廉されており、大人からお子さんまで年齢や性別を問わない構成」(ニトリ担当者)。「ゲーミングチェア」(型番:GM709 WH/WH/売価税込29,990円)と「カップホルダー付きワゴン」(型番:GM006 WH/売価税込6,990円)をセットで購入しても5万円台に収まるコストパフォーマンスの高さも魅力だ。
インテル安生氏が「デッドスペースをなくした有効活用ができ、さらにカスタムPCを机上に置く十分なスペースも確保されていてお気に入り」と語っていた「ゲーミングL型コーナーデスク」(型番:GM003 160 WH/売価税込27,990円)をベースにしたコーディネート例がこちら。
幅160mm×奥行160mmの大判サイズで、トリプルディスプレイや大画面湾曲ディスプレイも余裕で設置できる。「動画配信など機材を多く使う環境はもちろん、メイクもできるスペースもあるため女性にも人気。ニトリでも売れ筋商品のひとつ」(ニトリ担当者)だという。「ゲーミングチェア」(型番:GM708 LGY/売価税込24,990円)を組み合わせても5万円前半で購入できる。
会場にはマザーボードやグラフィクスカード、オールインワン型水冷ユニットなどMSIの新製品が多く展示されていた。たまたま通りかかった自作好きというユーザーも訪れるなど、人通りの多い場所だけにかなり目を惹いていたようだ。
2024年1月発売予定の「MPG Z790 CARBON MAX WIFI」(予価税込79,800円)。第14世代Intel Core正式対応のハイエンドモデルで、無線LANは最新のWi-Fi 7で着脱が容易なEZアンテナを採用 |
PCIe 4.0 x4インターフェイスでUSB 4.0×2とDP 1.4入力×2を備える「USB 4.0 PD100W拡張カード」が同梱されるほか、1本のケーブルで追加のARGBおよびファンヘッダーを追加できるJAF1ヘッダーも用意されている。 |
360mmサイズラジエーターAIO水冷上位機種「MAG CORELIQUID E360」(右)とコストパフォーマンスが魅力の「MAG CORELIQUID M360」(左) |
スリムになったGeForce RTX 40世代グラフィックス「GAMING SLIM」シリーズ。GeForce RTX 4070搭載モデルは近日レビューを掲載予定 |
来場者限定のイベント連動キャンペーンとして、会場のカスタムPCショールーム写真をX(旧Twitter)で投稿すると、豪華賞品が抽選で10名にプレゼントされる。詳細については、こちら(X)を参照 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/
株式会社ニトリ: https://www.nitori-net.jp/ec/
インテル株式会社: https://www.intel.co.jp/