多くのショップで買えるようになった最新グラフィックスカード

秋葉原主要パーツショップで店頭販売が見合わされていた最新グラフィックスカードについて、再開の動きが見えてきている。事の発端はGeForce RTX 5090販売解禁時に起きた”騒動”で、その後に販売が解禁されたGeForce RTX 5070 Ti/5070、さらにRadeon RX 9070 XT/9070も一部を除き、店頭販売が実施されなかった。

状況に変化があったのは先週末ころ。GeForce RTX 5070については、予告なくひっそりと販売されている事が確認できたが、20日(木・祝)に合わせ、本格的に販売を開始するパーツショップが一気に増えている。

ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館で販売中のGeForce RTX 5070 Ti/5070	ドスパラ秋葉原本店ではGeForce RTX 4070 SUPER/5070/5070 Ti/5080が販売されていた

20日(木・祝)取材時に確認できたのは、ドスパラ秋葉原本店、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.など。

ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.では、ASRock、PowerColor、SAPPHIREのRadeon RX 9070を店頭販売。なおRadeon RX 9070 XTは完売

いずれの製品も入荷数が増え、店頭販売に十分な数量が確保されているとのこと。種類は限られるものの、ショーケースに並んだ最新の製品を前に、購入を検討する熱心な自作派の姿が多く見られた。

指名買いが多いRadeon RX 9070 XT。定期的に入荷はあるものの「数が足りない」という

ちなみに現在の一番人気はRadeon RX 9070 XT。2ケタの在庫を用意していたが「開店直後に完売した」と話すショップもあり、夕方の時点で在庫店舗は確認できなかった。また、GeForce RTX 5090については「扱いは例外」（複数ショップ）で、店頭販売を行っているショップは引き続き確認できていない。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi