最新グラフィクスカードと国内未発売の電源ユニットを紹介

エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社：東京都千代田区)は2025年3月22日(土)、東京・ 秋葉原にて「MSI カスタムPCパーツ SHOW 2025」を開催。会場のLIFORK 秋葉原 II(〒101-0021 東京都千代田区外神田3-13-2)には、最新マザーボードやグラフィクスカードが多数展示された。

イベントは、司会に伊石真由氏、ゲストに清水貴裕氏を迎え、MSIの新製品紹介や最新PCを使ったゲーム体験などを実施。また、秋葉原の対象店舗でMSI製品を購入するとラッキー君関連グッズがもらえるガラポン抽選会も行われていた。

価格約56万円の「GeForce RTX 5090 32G SUPRIM SOC」など、ハイエンドグラフィックスカードに直接触れることができる貴重な機会とあって、多くの来場者が手に取る姿が見られた

グラフィクスカードのセッションでは、GeForce RTX 50シリーズを搭載する5つのシリーズ(SUPRIM、VANGUARD、GAMING TRIO、VENTUS、INSPIRE)について、それぞれ解説が行われた。

進化したポイントとして挙げられたのは4つの機能。テクスチャが施された7つのブレードが特徴の「STORMFORCEファン」、接触面積を最大化し全体的に冷却性能を大幅に向上させた「アドバンスドベイパーチャンバー」、さらにベイパーチャンバー全体をカバーするように配置し、熱移動の効率が向上した「オプティマイズコアパイプ」、エアフローを向上しつつ風切り音を抑制してノイズを低減した「新世代ヒートシンク」が新たに採用されている。

会場で人気を集めていた「INSPIRE」。SFFに対応するエントリークラスのモデルで、ベースプレートはニッケルメッキを施した銅製。薄いゴールドカラーがカッコいいと評判だった

なお、エルミタ的速攻撮って出しレビューでは、GeForce RTX 5080を搭載する「GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION」の詳細検証を掲載しているので、是非ご一読頂きたい。

続いて紹介されたのは、電源ユニット「MPG A1250GS PCIE5」。80PLUS GOLDおよびCybenetics GOLD、PPLP GOLDの3つの「GOLD」認証を取得しているハイエンドモデルだ。容量は1250W。ATX 3.1およびPCI Express 5.1に対応し、ハイエンドGPUコンピューティングやAI向けデュアルGPUシステムのため、デュアル12V-2×6コネクタをネイティブ搭載する。

最新GPUをデュアル運用できる1250W電源。某A社よりも早く導入されている、12V-2×6コネクタの甘挿し防止機能も備えている

部材には日本メーカー製の105℃コンデンサを100％採用するほか、冷却機構には135mm径のダブルボールベアリングファンを搭載。国内市場では、まもなく販売が始まる予定とのこと。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社： https://jp.msi.com/