2020.11.23 12:20 更新
2020.11.23 配信
2020年1月開催のCES 2020で披露された、「O11 Dynamic」ベースの新型筐体が正式発表。11月20日よりグローバル市場向けに販売を開始した。対応フォームファクタはE-ATX(幅280mmまで)/ATX/MicroATX/Mini-ITXながら、オプションの電源ユニットはSFX/SFX-Lとされる。
2mm厚ブラッシュドアルミニウムの外装パネルと、前面および左側面に4mm厚強化ガラスを採用。最も特徴的なモジュラーバックパネル設計は、拡張スロットを7スロット/5スロット/3スロットの3パターンが用意され、各フォームファクタと冷却ファン(ラジエター)の選択によりスタイルが変更できる。
その他、本格水冷用にリザーバーの台座を兼ねたモジュラーポンプスタンドを装備。オプションの「O11D MINI VERTICAL GPU KITS」を使用すれば、グラフィックスカードの垂直マウントにも対応する。
冷却ファンレイアウトは、トップ120mmx3または140mmx2、側面120/140mmx2、底面120mmx3または140mmx2、リア120mmx1で、ラジエターはトップ240/280/360mmサイズ、側面240/280mmサイズ、底面240/280/360mmサイズ。ドライブベイレイアウトは、2.5インチシャドウベイx2、3.5インチシャドウベイx2(2.5インチ共用)。
各有効スペースは、グラフィックスカードが長さ395mmまで、CPUクーラーが高さ170mmまで。外形寸法は幅269.5mm、奥行き420mm、高さ380mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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