2021.10.20 18:48 更新
2021.10.19 配信
Raspberry Pi財団より、LEGO Educationとのコラボレーションで生まれたRaspberry Pi向けの拡張基板「Raspberry Pi Build HAT」がリリースされた。国内向けにはスイッチサイエンスから近日中の取り扱い開始がアナウンスされており、予価は税込3,718円。
Raspberry PiでLEGO Technicモーターやセンサーを制御するための基板。「Raspberry Pi 4」や「Raspberry Pi Zero」など、40pinのGPIOコネクタを備えるRaspberry Piと接続して使用する。リボンケーブルやその他延長デバイスを追加すれば「Raspberry Pi 400」でも使用可能。
基板上には、LEGO Technicモーターやセンサーと接続するLPF2コネクタを4基搭載。最大4台までのLEGO Technicデバイスを制御できる。ICチップを始めすべてのコンポーネントが基板底面に実装されているが、これはボード上部にLEGOのミニフィギュアなどを設置できるようにという配慮のためだ。
Raspberry Pi Build HAT Power Supply |
なお、LEGO Technicモーターは高出力が要求されるため、動作には追加の電源が必要。電源入力仕様は2.1mmバレルジャック/センタープラス/DC 8V(±10%)で、その使用を満たす新しい純正電源「Raspberry Pi Build HAT Power Supply」(15ドル)も発売されている。
文: 編集部 絵踏 一
Raspberry Pi Foundation: https://www.raspberrypi.com/