エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.593
2017.08.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
続いては、定番の3Dベンチマークテスト「3DMark」を用いてGPUパフォーマンスをチェックする。搭載するGeForce GTX 1060はミドルレンジのGPUであることから、計測プリセットは「Fire Strike」と「Fire Strike“Extreme”」、さらにDirectX 12対応の「Time Spy」を使用した。
エントリークラスのGeForce GTX 950を搭載していた「BRIX Gaming UHD」とはテスト内容は一部異なるものの、唯一テストが被った「Fire Strike」だけでも2倍のスコア差がついている。より負荷の大きな「Fire Strike“Extreme”」では5000超えをマーク、DirectX 12環境の「Time Spy」でも3000台半ばと健闘した。実際のゲーミングシーンにおいても、それなりの重量級タイトルを快適に遊べるだけのポテンシャルが期待できそうだ。
次は、実際のゲームプレイを想定したテストとして、人気オンラインRPGのベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を実行。設定はDirectX 11モードの「最高品質」を選択、解像度は1,920×1,080ドットと3,840×2,160ドットの2パターンで計測を行った。
4K解像度環境でも“やや快適”を満たす3217のスコアをマークするなど、「BRIX Gaming VR」はかなりリッチな環境でプレイできることがわかった。フルHDの環境では“非常に快適”のラインである7000を大きく上回る10000オーバーのスコアを達成。「ファイナルファンタジーXIV」クラスのゲームであれば、ほぼ思い通りの環境で快適に遊べるハズだ。