特別企画
2018.04.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
アセンブリがメインとなるもうひとつの工場。従業員は台湾以外の東南アジア系外国人が多いという |
次は組み立て工場に移動し、さらに内部の様子を見ていこう。各パーツの成型がメインだった本社直結の工場とは違い、ここでは塗装工程や組み立て、製品出荷までの作業が行われている。
本社直結の工場で製造されたパーツは段ボールに梱包され、車で15分ほどの距離にある組み立て工場へ移送される | 入り口付近では、日本でも販売が開始され話題になった球体ケース「WINBOT」が出荷を待つ状態になっていた |
向かったのは4階にある塗装セクション。吊るされたPCケースはレーンに沿って移動し、清掃作業の後に塗装ルームへと入っていく。そして目視によるチェックが終われば、組み立てセッションに送られる。PCケースの完成も間近だ。
これぞ”流れ作業”といった様相。吊し状態なのは塗装専用ケースで、ここに外装パネルを取り付けて塗装を行う |
塗装前の下準備として付着したホコリやチリを丁寧に除去 | ここで機械による吹き付けを行う。レーン内部と外部では気圧が異なるためスプレーが外に漏れる事はない |
目視によるチェック。塗装漏れの箇所には直接スプレーで微調整を行う | 乾燥を終えたパネルがぞくぞくと流れてくる |
複数人で行われる最終チェック。塗装が完了したパネルは階下の組み立てセッションへ送られる |