エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.674
2018.07.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ここからは、各種パーツを組み込んでの実動セッション。「B450 TOMAHAWK」はRGBイルミ「Mystic Light」のバーを右端に搭載しており、同じくRGB同期に対応したメモリとも相性が良い |
さて、それでは最後に「B450 TOMAHAWK」をベースとしたマシンを組み上げ、実際の使用感を試してみよう。CPUには、Vegaグラフィックスを内蔵した第2世代RyzenのAPU「Ryzen 5 2400G」(4コア/8スレッド/3.6GHz/キャッシュ2MB+4MB/TDP65W)をチョイス、お手頃ミドルな環境を用意した。また、メモリにはイルミネーション同期も可能な最大3,000MHz動作のRGBメモリ「Ballistix Tactical Tracer RGB」シリーズの16GBキット「BLT2K8G4D30BET4K」を実装している。なお、その他環境については下記の表を参照のこと。
「B450 TOMAHAWK」が搭載する制御プログラムは、マウス操作に最適化された「Click BIOS 5」だ。見やすいスケーラブルフォントを採用した最新UEFIで、主要機能がひと目で把握できる簡易の「EZ Mode」、従来のBIOS同様に詳細な設定に対応する「Advanced Mode」を備えている。
マウスで直感的な操作が可能な「Click BIOS 5」。起動直後は、システム情報や設定がひと目で把握できる「EZ Mode」にセットされていた |
メモリのXMP設定や簡易オーバークロックを含め、大抵のことはこの画面だけで完結できる。また、「Hardware Monitor」では、システム温度に連動した詳細なファンコン機能が設定可能だ |
詳細設定用の「Advanced Mode」には、ワンタッチで移行可能。メインビジュアルには、「ARSENAL GAMING」シリーズ用のデザインが採用されている |
オーバークロック関連の設定項目が集められた「OC」タブ。第2世代Ryzenは全モデルがオーバークロックに対応しており、場合によってはこの画面を行き来する機会が増えるかもしれない | メモリの動作クロック設定では、最大4,000MHzまでの項目が用意されていた |
ファンコントロール機能の「Hardware Monitor」は、「Advanced Mode」からも同様にアクセスできる | 「Board Explorer」では、搭載コンポーネントをひと目で把握できる |