Noctua「NH-U12A」の付属品

ここで「NH-U12A」の付属品を総点検しておこう。例によって、Noctuaの付属品は専用アクセサリボックス（実測210x170x38mm）に全てが収められている。製品の工作精度のみならず、パッケージにもこだわるNoctuaとあって、組み込みに必要なリテンションやグリス、ケーブル類といった付属品も丁寧に梱包されている。お世辞にも安くない売価ながら、長きにわたりNoctuaが世界中から支持され続けている理由のひとつと言えよう。

アクセサリーボックス	ソケット別マニュアル

Screwdriver	NT-H1 thermal compound

4-pin PWM y-cable	x2 Low-Noise Adaptor (L.N.A.)

2x NM-IMB3 mounting bars	2x NM-AMB11 mounting bars

4x NM-IPS1 spacer	4x NM-APS5 plastic spacers for AM2(+)/AM3(+)/FM1/FM2(+)

4x NM-APS4 plastic spacers for AM4	4x NM-ITS1 thumb screws

4x NM-IBT2 bolts	4x NM-ALS1 screws

1x NM-IBP2 backplate

新調合のサーマルグリス「NT-H2」をリリース

ここで国内市場でも今年3月より販売が開始された、サーマルグリスの新製品をご紹介しよう。2019年1月29日付グローバルリリースで発表された「NT-H2」シリーズは、容量3.5gと10gの2種類を用意。Noctuaが新たに調合した微粒子を採用する高性能サーマルグリスで、従来品「NT-H1」に比べ、熱伝導率を高めた。なおNoctuaによるテストでは、Ryzen Threadripperによる計測で、2℃以上の温度差が確認できたという。

「NH-U12A」の付属グリスは従来品「NT-H1」だが、より高レベルな冷却を必要とするなら「NT-H2」を試してみるといいだろう。

「NT-H2 3.5g」と「NT-H2 10g」は3月より国内での販売が確認されている	合わせて「NT-H1」大容量10gを追加。サーマルグリス専用のクリーニングワイプ「NA-SCW1」も同時リリース