秋葉原で働くSHOP店員に聞く「エルミタ的リサーチ」。今回はショップスタッフ総勢78名を対象に、液晶ディスプレイの「リフレッシュレート」事情を徹底調査。そこからはイマドキのPC事情を読み取る事ができる。早速ショップスタッフ達の声を聞いてみよう。
高リフレッシュ環境のゲーマー勢
360Hz
ASUS「ROG Swift 360Hz PG259QN」を発売後すぐに購入しました。以前の240Hz環境から360Hzへのアップグレードですが、応答速度も優秀だけに「Apex Legends」でもすごく役に立っています。特に1mくらいの接近戦になった際に、敵の動きがよく見えるようになりました。ただ安定した描画にはPCスペックも重要。グラフィックスカードにはGeForce RTX 3080 Tiを搭載しています。(店員S氏)
240Hz
ASUS「ROG Swift PG258Q」です。購入してからかなり経ちましたが、当時はネイティブリフレッシュレート240Hz対応で話題になったモデルでした。お値段もそれなりでしたが、FPSに役に立つならと思い切って購入。正直なところ最初は240Hzの速さがよく分かりませんでしたが、試しに以前の環境である144Hzに戻したところ、すごくカクつくなと(笑)。今となってはリフレッシュレートは落とせませんね。(店員O氏)
240Hz
型番がすぐにでてこないのですが、DELLの25型240Hz対応モデルです。プレイタイトルは「Apex Legends」がメイン。165Hz対応モデルからのアップグレードになりますが、リフレッシュレートが上がった結果、広大なフィールドより室内戦でのスコアが向上。効果を実感しています。(店員K氏)
240Hz
リフレッシュレート240Hz、応答速度0.5ms対応のガチなゲーミング液晶、
ZOWIE(ベンキュー)「XL2546K」で最近はもっぱら「VALORANT」をプレイしています。以前使っていた液晶は144Hzでした。違いを体感できるかというと微妙なところですが、一瞬の場面で差がついているような気がします。また、左右の液晶カバーもすごく見えやすくなり役に立っています。(店員A氏)
240Hz
エイサーのハイエンドゲーミング液晶、Predatorシリーズの
「XB253QGXbmiiprzx」です。240Hz対応でガリガリのゲーミングモデルなんですが、FPSは酔うので一切やりません、というかできません。「League of Legends」がメインです。グラフィックスカードはMSIのGeForce RTX 3070ですが、ここまでのスペックは要りませんね(笑)。(店員S氏)
240Hz
FPSメインのゲーマーなのでリフレッシュレート240Hzで応答速度も速いベンキューの
「ZOWIE XL2546」を使っています。優秀なのが独自機能「Dynamic Accuracy」。いわゆる黒挿入の機能なんですが、見事に残像感を低減してくれるんですよ。いまはリフレッシュレート360Hzの
ASUS「ROG Swift 360Hz PG259QN」が気になりつつ、おそらく見分けがつかないだろうと、購入を見送っています。(店員I氏)
240Hz
EIZO「FORIS FG2421」をかれこれ8年くらい使っています。当時話題になりましたよね。120Hzの入力信号に240Hzのバックライト処理を加えた「Turbo 240」。疑似240Hzというやつでゲーマー注目のモデルでした。さすがにそろそろ買い替えかなと思っていますが、壊れることもなく元気に動いているんですよね。(店員S氏)
240Hz
液晶ディスプレイメーカーとしては後発ですが、GIGABYTEの製品は当店でも人気です。そんな時発売された
「AORUS KD25F」を購入してから数年使っています。24.5型でサイズ感もちょうどよく、リフレッシュレート240Hzで最小0.5ms応答速度のゲーミングスペックにも満足です。まだしばらくは現役で使い続けられますね。(店員T氏)