エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1165
2022.07.06 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「Hydro GT PRO 1000W」の外装から内部構造までを眺めたところで、ここからはいよいよシステムに組み込んでの実動検証を行っていく。検証にあたっては、CPUに16コア/24スレッドのCore i9-12900K、グラフィックスカードにはGeForce RTX 3090 Ti搭載モデルMSI「GeForce RTX 3090 Ti GAMING X TRIO24G」を用意。最上級のウルトラハイエンド環境を構築し、超重量級の負荷をかけて「Hydro GT PRO 1000W」のポテンシャルを確かめることにした。
CPUは16コア/24スレッドかつ最大5.2GHz動作を誇る、第12世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i9-12900Kを搭載した |
マザーボードは60A SPSによる13フェーズ電源回路を搭載するIntel Z690搭載モデルASRock「Z690 Extreme WiFi 6E」を使用している |
「Z690 Extreme WiFi 6E」ではBIOS画面でCPUクーラータイプを選択すると、自動的にパワーリミットが設定される |
今回検証環境で使用している、360mラジエターのオールインワン型水冷ユニットに該当する設定を適用。PBPとMTPともにIntelの推奨値以上の265Wに設定されていた |
グラフィックスカードには、大型クーラー「TRI FROZR 2」を装備するMSI「GeForce RTX 3090 Ti GAMING X TRIO 24G」を組み込んでいる |
3スロット占有の高冷却クーラーにより、フルロード時は公称クロックを上回る最大2,040MHzで動作していた |
システムの主要な動作に用いられる12Vの電圧変動をチェックするため、三和電気計器製のデジタルマルチメータ「PC20」を使用している |
USB接続の「PC20」は、データ取り込みソフトの「PC Link 7」を組み合わせることで計測値のログを取得できる |