インタビュー Vol.41
2023.08.06 更新
文:編集部 池西 樹/Tawashi
今回インタビューでは、RealtekからSSDのマーケティングでProject Managerを務めるStevens Lin氏、SI部門で Vice Presidentを務めるChuting Su氏、マーケティングとセールス部門でVice Presidentを務めるEdson Dong氏。そしてCFDからは、代表取締役社長の三谷 弘次氏と事業推進部コンポーネントマーケティンググル―プ リーダーの新垣 祐一氏の計5名に参加いただいた。
Realtekといえば、ネットワーク、マルチメディア、周辺機器、カメラ、AI向けまで、ICの設計から製造・販売を手掛ける巨大老舗メーカー。それこそ、身の回りにあるほぼ全てのデバイスに同社のICチップが搭載されていると言っても過言ではない。
RealtekでSSD Marketing & Planning Dept. Project Managerを務めるStevens Lin氏。以前も某SSDコントローラメーカーに勤務するなど業界内での実績は高く日本語も堪能 |
CFDは、来年創立50周年を迎えるPC/IT関連周辺機器メーカーである株式会社バッファローのグループ会社。販売台数日本一を誇るメモリや電源ユニットなどを扱うPCパーツの総合商社で、SSDは黎明期から自社ブランドの販売を続けており、国内市場を代表するメーカーのひとつになっている。
SSDやHDDはもちろん、多数の自作メーカーの販売代理店を務める一方、最近ではドローンやお掃除ロボットも取り扱う、PCパーツの総合商社CFD販売株式会社 代表取締役社長の三谷 弘次氏 |
これをユーザーが理解した上で購入しているのならいいですが、そうでない場合はしっかりとスペックを表記している製品を購入したほうがいいでしょう。もちろん大手メーカーの製品でも一部スペックを非公開としているところはありますが、そこはブランド力でカバーしており、ユーザーも信頼して購入するという図式が成り立っているように思います。
シーケンシャル読込最高10GB/sを誇る高速モデルとして、2023年1月に発売され話題となった初のPCI Express 5.0(x4)対応SSD「CSSD-M2M2TPG5NFZ」 |