エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1413
2024.04.19 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
メモリは標準で4,800MHz動作に対応するメジャーチップ採用のDDR5 16GB(8GB×2)という構成。カスタマイズにより最大128GB構成も可能で、評価機には32GB(16GB×2)が組み込まれていた。ちなみに今回はSamsung製のモジュールが組み込まれていたが、ロットや流通状況によっては異なる場合がある。
「Silent-Master PRO Z790/D5」に組み込まれているストレージは、PCI Express 4.0(x4)に対応するCrucial「T500」シリーズの1TBモデル「CT1000T500SSD8」。カスタマイズにより大容量モデルを選べるのはもちろん、Western DigitalやSamsungなど、同じくPCI Express 4.0対応の売れ筋から選べる。
また、M.2 SSDだけでなく3.5インチ/2.5インチドライブも追加できるため、データ用の大容量HDDなどを構成に加えておくのも大いにアリだろう。
PCの心臓とも言える重要なパーツの電源ユニットには、80PLUS PLATINUM認証を取得したFractal Design「Ion+ 2 Platinum」シリーズを採用。標準構成では、その660Wモデルである「Ion+ 2 Platinum 660W」がチョイスされている。日本メーカー製105℃コンデンサを100%搭載する高い信頼性、さらに驚きの柔軟性をもつUltraFlexケーブルを採用するなど、トピックの多い優秀な電源ユニットだ。
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なおサイコムのカスタマイズメニューでは、グラフィックスカードとの兼ね合いで電源容量に十分なマージンがない場合、警告が表示されてオーダーできない仕様になっている。標準構成のGeForce RTX 4060 Tiであれば660Wで問題ないが、評価機のようにGeForce RTX 4070 Ti SUPERを選んだ場合には、より大容量モデルを選択する必要がある。