■SSDが最大6基搭載可能な2.5インチ専用ベイ
今ドキのPCケースで2.5インチシャドウベイが無い製品はほぼ皆無。今更ここでその理由を説明するまでもないが、このモデルでは2.5インチ専用シャドウベイユニットがボトム面に搭載されている。搭載可能台数は6基で、クラス最大級。出始めの頃に比べれば、かなり手の届く価格になっているSSDを、複数搭載させる事ができる。
なお本体には底面4本のネジで固定されており、取り外すことで同一ライン上にある電源ユニットの搭載スペースの制限を“解除”することもできる。何の変哲もない“コの字型”のシャドウベイだが、ケース内部のスペースを無駄なく有効に使おうというギミックは、長くPCケースを使おうというニーズにもマッチしたものだ。
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2.5インチ専用のシャドウベイユニット。合計8台のSSD/HDDが格納できる。なおこのユニットは3.5インチドライブベイユニットにそのまま格納する事もできるようになっている |
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底面4カ所のネジで固定されている2.5インチ専用シャドウベイ。これだけあれば、当面のアップグレードに困る事はないだろう。なお取り外すにはPCケースを横倒しにする必要がある点はご愛敬 |
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■システム領域向け?の2.5/3.5インチ共用シャドウベイ
3.5インチドライブベイユニットの台座部分をよく見ると、ここにもシャドウベイが用意されていた。代理店のマスタードシード曰く「交換が少ないシステムドライブ向け」で、2.5/3.5インチドライブ共に底面ネジ穴を使っての固定となる。
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頻繁に出し入れする必要が無い、システムドライブ向けに用意された、3.5インチドライブベイユニット台座部の2.5/3.5インチ共用シャドウベイ |
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■全4段仕様の5.25インチオープンベイ
5.25インチオープンベイ部もチェックしておこう。HDDやSSDに比べ、徐々に利用用途が減りつつある5.25インチベイだが、「SST-TJ04B-E」では全4段を装備。いずれもワンタッチで固定ができるツールフリー機構が採用されている。
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5.25インチオープンベイは全4段。さすがに光学ドライブを全段に収める事はないが、フリーレイアウトによる任意箇所設置が可能。やろうと思えば3.5インチ→5.25インチマウンターを使うことで、さらにシャドウベイを増やす事もできる |
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5.25インチドライブベイは全部で4段。ツールフリーのワンタッチ機構が搭載され、光学ドライブの装着を容易に行うことができる。確実にかかるロック機構の小気味良さは秀逸。安価なPCケースによく見られる“とってつけたような”ものとは大違いだ |
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5.25インチベゼルはアルマイト加工が施されたアルミニウム製。本体には正面左が1本、右が2本のインチネジで固定されている |
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