Opteronの動作が確認できたところで、ベンチマークテストへ移っていく事にしよう。今回は比較対象に、4コアのPhenom II X4 965 Black Edition(以降965)と6コアのPhenom II X6 1090T Black Edition(以降1090T)の2モデルを用意。いずれもAMDプラットフォームでは人気を博したモデルで、未だに愛用しているユーザーも多いだろう。ただしいずれもTDPが125Wと高く、今時の節電志向にはややそぐわない面があるのも事実。これらのCPUから乗り換える場合でも、十分な性能を備えているのか確認してみたい。
4コア、3.4GHz動作のPhenom II X6 1090T Black Edition。今回のテストで使用したのはTDP125WのC3リビジョン品
6コア、3.2GHz動作のPhenom II X6 1090T Black Edition。AMDでは初めてTurbo Coreに対応し、最高3.6GHzまでクロックが上昇する