|「Z77 Extreme6」を画像でチェックする
「Z77 Extreme6」のスペックを確認したところで、ここからは画像にて詳細をチェックしていくことにしよう。
■高性能ヒートシンクで冷却性能を高めた電源回路
ハイエンドを謳う「Z77 Extreme6」の電源は前述の通り、デジタル制御による12フェーズ構成。これは同社のフラグシップ「Z77 Extreme9」と同等でIvy Bridgeの省電力機能を最大限に引き出しつつ、高負荷時やオーバークロック時でも安定した出力を可能にしている。さらに冷却用のヒートシンクには6mm径のヒートパイプが搭載され、冷却性能向上に一役買っている。
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「Z77 Extreme6」のCPUソケット周辺。CPUクーラーホールはLGA1155と前世代LGA775の2種類が用意され、過去の資産も有効に活用できる |
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CPUソケットの周囲にはフェライトチョークとゴールドコンデンサを12つずつ配置 |
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MOSFET冷却用のヒートシンクを取り外したところ。1フェーズにつき、「High side MOSFET」「Low side MOSFET」を1つずつ搭載する |
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CPUクーラーと干渉しないよう、ハイエンドモデルとしてはやや小振りのヒートシンク。フィンの形状を複雑にすることで冷却性能を高めている |
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■メモリクロックは最大2,800MHzの高クロック動作に対応
Ivy Bridgeではメモリコントローラの改良により、Sandy Bridgeの2,133MHz超えるメモリクロックがサポートされている。それに伴い「Z77 Extreme6」では、最大2,800MHzの高クロック設定が用意され、メモリのオーバークロックにもしっかりと対応する。
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デュアルチャネルに対応した4本のメモリスロット。CPU側からDDR3-A1/DDR3-A2/DDR3-B1/DDR3-B2。なお2枚構成の場合は、DDR3-A1/DDR3-B1またはDDR3-A2/DDR3-B2の組み合わせで使用する |
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UEFIで対応メモリクロックを確認したところ。Core i7-3770Kとの組み合わせでは1,066MHzから2,800MHzまで11段階から選択可能 |
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■ATXマザーボードでは珍しいPCI-Express Mini Cardも搭載
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×2、PCI-Express2.0(x16)×1、PCI-Express×1、PCI×2に加えて、無線LANやBluetoothモジュールを装着できるハーフサイズのPCI-Express Mini Cardスロットを搭載。なおマルチグラフィック環境は、Quad SLIおよびCrossFireXをサポートする。
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ブラックカラーで統一された拡張スロット。x16スロットを3本搭載し、CrossFireXは3-Way構成もサポートする |
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x16スロットの間に配置されたPCI-Express Mini Cardスロット。コネクタ形状は同じだがmSATA SSDは接続できない |
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