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 Home >エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.152 ハイエンドマザーボードを購入する理由とは? ASRock「Z77 Extreme6」検証
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「Z77 Extreme6」の動作チェック

 画像による確認が終わったところで、ここからは実際に「Z77 Extreme6」を動作させ、そのパフォーマンスをチェックしていこう。今回用意したテスト機材構成は以下通り。




最新UEFIへのバージョンアップを実施

 検証に先立ち、マザーボードのUEFIバージョンを確認したところ、ファーストリリースの1.10から更新されていなかった。UEFIのバージョンアップによって、安定性やメモリの互換性向上が図られていることから、まずはUEFIのバージョンアップを行うことにした。
 ちなみにASRockのマザーボードの場合、バージョンアップによって「ASRock Internet Flash」「ASRock Dehumidifier」といった新機能も追加されるため、購入した際には必ずUEFIのバージョンを確認しておこう。なお「ASRock Internet Flash」「ASRock Dehumidifier」については以前のレビューに詳しいので合わせて参照してほしい。

検証用マザーボードのUEFIバージョン。ファーストリリースの1.10から更新されていなかった
Webサイトのリリースノートを確認すると、互換性の向上以外に「ASRock Internet Flash」や「ASRock Dehumidifier」などの機能が追加されている
Windows上で動作するツールが用意され、簡単にUEFIのアップデートが可能
UEFIでファームウェアのバージョン確認。原稿執筆時点の最新バージョン1.60へとアップデートされている
Advanced画面に、インターネットからUEFIをアップデートできる「ASRock Internet Flash」が追加
さらにH/W Monitor画面には、定期的にファンを回転させてPC内の湿気を除去する「ASRock Dehumidifier」が追加された



|UEFIのプリセットオーバークロック機能をチェックする

 UEFIのアップデートが無事終了したところで、ハイエンドマザーボードの醍醐味の1つ、オーバークロックを試して見ることにした。
 ASRockのUEFIには、定格から30%のパフォーマンス向上が可能な「Advanced Turbo 30」や、プリセットを選択するだけの「Optimized CPU OC Setting」など充実したオーバークロック機能が用意され、比較的容易に高クロック動作を実現できる。そこで、今回はこのプリセットを元にどこまでオーバークロックできるのかチェックした。

Core i7-3770Kとの組み合わせで「Optimized CPU OC Setting」に用意されているプリセット。「4.0GHz」〜「4.8GHz」まで5段階から選択可能
定格から30%のパフォーマンス向上が可能な「Advanced Turbo 30」では、CPU倍率は47倍の4.7GHz動作に設定される
定格動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。TurboBoost機能によって「CINEBENCH R11.5」のマルチコアテストでは3.7Ghzに動作クロックが向上している
4.0GHz動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。コア電圧は1.168Vへとやや上昇
4.2GHz動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。コア電圧は4.0GHzと同じ1.168V
4.4GHz動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。コア電圧は4.2GHzから0.01V上がり1.176V
4.6GHz動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。コア電圧は一気に上昇して1.256V
「Advanced Turbo 30」による4.7GHz動作のCPU-Z1.60.1の結果。コア電圧はさらに上昇して1.352V
4.8GHz動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。コア電圧は定格から+0.264Vの1.384Vまで上昇した
4.9GHz動作時のCPU-Z 1.60.1の結果。コア電圧は4.8GHzよりさらに上げているが、負荷をかけるとフリーズしてしまい、正確な数値を取得できなかった

 今回の検証では、「Advanced Turbo 30」と「Optimized CPU OC Setting」のすべてのプリセットでOSの起動、「CINEBENCH R11.5」の完走が可能だった。そこで、4.8GHzのプリセットからさらに電圧を上げて4.9GHz動作に挑戦してみたが、残念ながら安定動作しなかった。とは言え、定格から1GHzを超えるオーバークロックを軽々達成できる耐性の高さはさすがハイエンドといったところか。

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