エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.99　GIGABYTEマザーボードの「独自機能」と「こだわり」再考

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.99
GIGABYTEマザーボードの「独自機能」と「こだわり」再考

2011年9月27日 0:00
TEXT：GDM編集部池西樹

　エルミタではこれまでハードウェアを中心としたGIGABYTE製マザーボードのレビューを複数回お届けしているが、同社の独自機能についてはあまり紹介する機会がなかった。
　実はGIGABYTEのマザーボードには、「UltraDurable3」を始めとするハードウェアの特徴に加え、「TouchBIOS」、「Smart6」、「EZ SmartResponse」など、簡単かつ便利な機能が数多く用意されている。
　そこで今回は、GIGABYTE TECHNOLOGY（本社：台湾）日本法人、日本ギガバイト株式会社（本社：東京都千代田区）よりIntel「Z68 Express」搭載マザーボード「GA-Z68XP-UD3R」を借り受け、GIGABYTE「独自機能」と「こだわり」にスポットを当て、その魅力に迫ってみたい。

｜豊富な機能を誇るメインストリーム向けマザーボード
｜GIGABYTE「Z68XP-UD3R」

「GA-Z68XP-UD3R」はGIGABYTE上位モデルの証でもある黒で統一されたカラーリング

　Intel「Z68 Express」を搭載する「GA-Z68XP-UD3R」は、GIGABYTEのメインストリーム向け売れ筋モデルで、8フェーズ電源、「UltraDurable3」に対応し、日本製の長寿命固体コンデンサやフェライトコアチョークなどの品質の高いパーツを採用。BIOSには豊富なオーバークロック設定が用意され、定格運用だけでなく、オーバークロックユースをも考慮されたATXマザーボードだ。
　拡張スロットはPCI-Express（x16）×2、PCI-Express（x1）×3、PCI×2という構成で、マルチグラフィックス機能は、AMD「CrossFireX」、NVIDIA「SLI」のいずれにも対応する。
　さらに、USB3.0×4やSATA3.0×2といった最新インターフェイスはもちろん、バックパネル8ポート、内部ピンヘッダ6ポート、計14ポートのUSB2.0やMarvell「88SE9172」によるSATA3.0×2など拡張性が高い点も特徴だ。

GIGABYTE「GA-Z68XP-UD3R」基本スペック
チップセット	Intel Z68 Express
対応ソケット	LGA1155
メモリ	DDR3×4（2133/1866/1600/1333/1066MHz）最大32GB
拡張スロット	PCI-Express2.0（x16）×2/PCI-Express（x1）×3/PCI×2
内部ポート	SATA3（6Gbps）×2/SATA2（3Gbps）×4 SATA3（6Gbps）×2（Marvell88SE9172）
バックパネル	ギガビットLAN ×1（Realtek RTL8111E） 7.1ch HD Audio Codec（Realtek ALC889） USB3.0×2/USB2.0×8/IEEE1394×1 HDMI×1/PS2×1