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|かなり凄いことになっているという
|「PX-M3」シリーズの投入を予告
編集部:
今後、より廉価な64GBモデルのラインナップの予定はあるのでしょうか?
Addy氏:
あります。具体的には2012年Q1の発売を予定しています。
編集部:
逆にさらに容量が多いモデルは?基板の裏面、まだ使っていませんよね。
Addy氏:
512GBモデルということですね。次期モデルとなりますが用意はあります。やはり2012年Q1に「PX-M3」シリーズの発売を予定しおり、そこでラインナップしています。世界中のチャネル向けにサンプルは用意しますが、日本市場には最速でリンクスインターナショナルに出荷する予定です。ここまできたらハッキリと言わせてもらいますが、かなり凄いことになっていますよ、性能は。
編集部:
それは楽しみですね。ラインナップはどうなるのでしょうか。
Addy氏:
128GBと256GB、512GBの3モデルは確実に用意しています。64GBモデルについては現行の「PX-M2P」シリーズでいくのか、新しい「PX-M3」シリーズでいくのか検討中です。
編集部:
さらに聞いてしまいますが、採用コントローラーに変更はあるのでしょうか。Marvell「88SS9174」が引き続き継続なのでしょうか?
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先日行われた「リンクス感謝祭2011」の会場内で展示されていた「PX-M2P」シリーズの2モデル。インタビュー中に飛び出した次期モデル「PX-M3」シリーズは、さらに速いというから驚き。今からサンプル到着が楽しみだ |
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Addy氏:
どこまでお話してよいのやら(笑)。おそらく変わりはないはずです。
編集部:
これは「PX-M2S」シリーズから現行の「PX-M2P」でもそうでしたが、ファームウェアの変更でそこまでスペック等が変わるものですか?
Addy氏:
弊社のR&Dは優秀です。一般的にNANDフラッシュは3xから2xに変わると性能がどうしても落ちてしまします。当初「PX-M3」シリーズもライト性能が上がらず苦労していたようです。それが、R&Dの頑張りにより、今では「PX-M2P」を越える性能を出しています。
編集部:
ということは、「PX-M3」シリーズで採用されるNANDフラッシュは従来の34nmプロセスから24nmプロセスになるということですね。
Addy氏:
はい。そうなります。
編集部:
ランダム性能も同じくらいですか。
Addy氏:
いえ、もっと速いですよ。
編集部:
今でも十分速いですが、驚きですね。現行モデルの「PX-M2P」シリーズでも高圧縮データ時のSandForce「SF-2281」コントローラと変わらない性能ですよね。
Addy氏:
ええ。ご存知かと思いますがMarvell製のコントローラには圧縮のエンジンが組み込まれていません。それでいて現在はあのスピードを実現しているわけです。
ここからはあくまで私の個人的な予想ということで聞いてください。次期モデルのコントローラだと思いますが、圧縮のエンジンが組み込まれるという話もあります。そうなるとさらに飛躍的な高速化が可能になると思います。
編集部:
採用モデルはいつ頃になると思われますか。
Addy氏:
現時点でコントローラの出荷時期は分かりません。このお話はここまでで勘弁してください(笑)。
編集部:
なるほど。ちなみにR&Dのスタッフさんって何人位いらっしゃるんですか。
Addy氏:
総勢で30人ぐらいでしょうか。ちなみにMicronさんのR&Dは300人位いるそうです。
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「リンクス感謝祭2011」の会場内に設けられたPLEXTORブースでは、実際に同型のThinkPadに同社のSSDと他社のSSDを搭載。デスクトップ上のファイルをコピーをして、実際のシーンにおいての速度比較を体感することができた |
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