「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」
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エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.47 - Palit「GeForce GTX 460 1GB Sonic Platinum」速攻チェック
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ドスパラ本店の店頭で発売イベントを実施
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「GTX460はオーバークロックしたら凄いんです」
販売開始から2日後の7月14日、ドスパラ本店の店頭にてNVIDIA、Palit、ドスパラによる3社合同の「GeForce GTX 460」発売イベントが開催された。平日の夕方にも関わらず多数のユーザーが参加。NVIDIA、Palitの各担当者が同GPUをアピールする一方、イベント最後にはオーバークロックパフォーマンスも披露された。
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NVIDIA担当者いわく「GTX460はオーバークロックしたら凄いんです」
アキバのイベントではお馴染みのNVIDIAテクニカルマーケティングエンジニアのスティーブン・ザン氏が今回も登場。保証はありませんが、GTX460のオーバークロックには自信アリと語る
まず登場したのが、この手のイベントではもはやお馴染みとなったNVIDIAテクニカルマーケティングエンジニアの
スティーブン・ザン氏
。「GeForce GTX 460」の詳細スペックや特徴をグラフを使って分かり易く解説してくれた。
その中で同氏は、GDDR5 1024MB版のほか、GDDR5 768MB版を投入した理由について
「どうしても沢山のゲーマーに満足してもらえそうなパフォーマンスの高いGPUを市場に200$以下で投入したかった」
と説明。
また、PCIe外部電源が6+6ピン仕様となった点については「768MB版のGTX 460の消費電力は150W。ハッキリ言って
6ピン1本でも十分な設計
だが、オーバークロック版に配慮してリファレンスデザインでは6+6ピン仕様としている。今後、他のベンダーさんには6ピン1本仕様の製品を是非作って販売してほしいと思っている」と語っていた。
GTX460の詳細スペックや特徴をグラフを使って分かり易く解説。Radeon HD 5830と比較した静音性もアピール。また6ピン1本仕様の製品の投入は各ベンダー次第で可能という話も
次に話はオーバークロックの話題へ突入。「再三言いますが、オーバークロックは自己責任でお願いします」と前置きしたうえで、
「GTX460はオーバークロックにはかなり向いたGPUで、NVIDIA本社でも定格電圧でコアクロック800MHzオーバーを確認している」
とし、続けてFurmarkを使用したオーバークロックの様子を公開した。
「保証はしませんが、GDDR5 1024MB版でコア/メモリクロックは定格の675MHz/3600MHzから880MHz/4000MHzにオーバークロックし、温度は56度でした」
と説明。因みに、イベントに参加していたユーザーの中には、早くもPalitの「GeForce GTX 460 1GB Sonic Platinum」(GDDR5 1024MB,コア/メモリクロックが800MHz/4000MHz)を購入してオーバークロックに挑戦したというツワモノも。それによると「電圧は上げましたが、
コアクロックは928MHzまで上がりました
。すいません、ユーティリティはmsiのAfterBurnerなんですけど」という一幕も。
保証外だが、コアクロック800MHzオーバーというグラフも表示。スティーブン氏本人が計測したというFurmarkを使用したオーバークロックの様子も公開され、参加者のユーザーの多くが興味深そうに聴いていた
NVIDIAセッションの最後は、公開されたばかりの最新ドライバ「Release 258.96」について。
FF XIVベンチのスコアが向上する
ので是非試して欲しいということで
「GTX 480で7%、GTX 470で8%、そして今回の主役であるGTX 460では10%のスコアアップを確認した」
(Core i5-750/4GBメモリ/P55/数字はOEM付属のドライバ比)という。
加えてFF XIVにおいてのNVIDIA SLIサポートも追加されたということなので、同タイトルに興味のあるユーザーは注目だろう。
なお、最後の質疑応答ではユニークな場面があったので紹介しておく。
「フルスペックのGF104コア採用モデルの予定はありますか?言いにくかったらいいですが(笑)」との参加者の問いに、スティーブン氏は「非常に言いにくですが(笑)。あえて言うとすれば、
フルスペック版のGF104の可能性は否定しません
」と回答。集まった参加者からはどよめきも起こっていた。
公開されたばかりの最新ドライバ「Release 258.96」を使用することでFF XIVベンチのスコアが向上すると解説。できれば製品付属のドライバではなく、最新版を使用してほしいという
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NVIDIAのパートナーとしては業界最大手のPalit
さて、続いて登場したのがPalit MicrosystemsのSales Dept. Regional Salesである
Demi Huang氏
。通訳を通してのセッションとなったのだが、実にユーモア溢れるイベント進行に集まった多数の参加者も大いに盛り上がった。
内容はPalitというメーカーの説明から、
NVIDIAのパートナーとしては業界最大級の出荷数を誇る
という普段では聞けない話も。すでに12日から販売が始まっている各モデルの解説も行われ、特に最上位に位置する「GeForce GTX 460 1GB Sonic Platinum」のパフォーマンスの高さを強調していた。また、今回の製品に限らず、PalitにOCモデルが多いことについては「特別にオーバークロックを開発するチームがあり、日々テストを行っている」と語っていた。
Palit MicrosystemsのSales Dept. Regional SalesであるDemi Huang氏。国内イベンtでは初登場のはずだが、非常にイベント慣れした様子。終始、英語のセッションにも関わらず大いに盛り上がった
Palitはビデオカードメーカーとして、かなり大手のメーカーであることがわかる。世界中に出荷されている同社の製品だが、国内で購入可能なのはドスパラだけであることがアピールされていた
イベント終了後にはスティーブン・ザン氏による即興のオーバークロックパフォーマンスも披露された。FF XIVベンチをまわしながら、「GeForce GTX 460 1GB Sonic Platinum」のコアをアップ。途中、ブルーバックで落ちるというハプニングもありながらも、定格電圧で800MHz→880MHzまでオーバークロックしたところで不安定動作となり終了となった
PalitのDemi Huang氏を中央に、今回のイベントで活躍したドスパラのスタッフ2名と仲良く記念撮影
協力:株式会社サードウェーブ
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GeForce GTX 460 1GB Sonic Platinum
(NE5X460HF1102)
GeForce GTX 460 1GB Sonic
(NE5X460SF1102)
GeForce GTX 460(NE5TX460FHD79)
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