|
|
|
|「Dirt3 ベンチマーク」
次に、DirectX11対応のアクションレースゲーム「Dirt3 ベンチマーク」でも計測を行った。解像度は「バトルフィールド 3」と同じ1920×1200ドット、1600×1200ドット、1280×720ドットの3パターン、それ以外はすべて初期設定のままとして測定を行った。
スコアを確認すると、Average、Minimumとも解像度によってほとんどスコアに違いがない。これはおそらくCPUがボトルネックになっているためだと思われる。
ちなみに、1920×1200ドットでも、Averageで110.82fps、Minimumで80.75fpsと60fpsを大きく上回っていることから、「Dirt3」についてはフルHD環境でも高画質設定で楽しめる性能となっている。
|「LostPlanet2 ベンチマーク」
次にCAPCOMの人気FPSゲームのベンチマークソフト「LostPlanet2 ベンチマーク」で計測を行った。解像度はこれまでと同様1920×1200ドット、1600×1200ドット、1280×720ドットの3パターン、それ以外はすべて初期設定のままとした。
重量級のベンチマークということで、1280×720ドットでも55.6fpsと60fpsにはあと一歩届かない結果となった。とは言え、この程度であれば多少画質設定を調節すれば60fps以上を十分実現できるだろう。
また、「Dirt3」と同じく解像度によってほとんどスコアに違いがでていないことから、CPUがボトルネックとなっている可能性もある。「AMD FX」シリーズはオーバークロック耐性に定評のあるCPUということで、自己責任ながらオーバークロックを試してみるのも面白そうだ。
|「Heaven Benchmark2.5」
ロシアのUnigine社のゲームエンジン「Unigine Engine」を使用したベンチマークソフト「Heaven Benchmark2.5」のスコアも確認しておこう。テスト条件はこれまで同様、3パターンの解像度で行い、それ以外はすべて初期設定のままとして測定を行った。
こちらは、グラフィックスカードの性能が重要なベンチマークということで、解像度によって大きくスコアが変化している。1280×720ドットでは60fpsを大きく上回る87.3fpsを計測しているものの、1600×1200ドットでは58.1fps、1920×1200ドットでは46.5fpsと60fpsを下回った。現状シングルグラフィックスでは最高峰の「GeForce GTX 580」でもこのスコアということで、「Unigine Engine」を採用したゲームをプレイする場合はマルチグラフィックス環境の構築を検討してみてもいいだろう。
|消費電力をチェック
最後に各ベンチマーク時の消費電力についてもチェックしておこう。PCを10分放置して最も低い時点を「アイドル時」、各ベンチマーク実行中の最も消費電力の高い数値を各ベンチマーク実行時の消費電力として取得した。
電源の効率は50%前後の負荷がかかったときに、最も良くなるように設計されていることはみなさん御存知の通り。今回のPCでは、電源に容量800WのResewill製「Lightning-800」を搭載しているが、各ゲームベンチマーク時の消費電力は400Wから450Wに収まっており、とてもバランスのいい電源ユニット選択であることがわかる。
また、ゲーミング向けのハイエンド構成ながら、アイドル時はCPUやグラフィックスカードの省電力機構のお陰で110W前半と比較的低く収まっているのも特徴だ。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|