エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.114 エルミタ＆アスク共同企画年末年始は「BF3」マシンを作ろうじゃないか

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｜「私ならこうする」ショップ店員に聞く「BF3」自作にコレオシ！

　では次に、実際「BF3」をプレイするというアキバの兵士（店員）のナマの声を聞いてみたい。日々PCパーツに囲まれている自作のプロ達の声は大いに参考になるはずだ。自作する際のポイントや注意点など、オススメのパーツとともに挙げてもらう事にしよう。

自作業界で2011年末は「バトルフィールド 3」特需で大いに賑いをみせた

｜いまや幻のCPU「FX-8150」の存在はキッパリ忘れて「FX-8120」を購入すべし（パソコンハウス東映：中村さん）

　「やはりCPUには高性能な製品を選びたいですね」と語るのは、パソコンハウス東映の中村さん。
　
中村さん）「『バトルフィールド 3』を楽しむならIntel環境でも構いませんが、新規PCを組む場合はAMD環境のほうが安く済みます。CPUで浮いた予算をグラフィックスカードにつぎ込めるという点もポイントです」
　どちらかといえばCPU性能よりグラフィックスカードの性能が重要なゲームマシンにおいては、コストパフォーマンスに優れたAMD系のプラットフォームは最良な選択とも言える。
中村さん）「ちなみに『FX-8150』の入荷予定は、まったくありません。待っていてもかなり期待薄な状況につき、今なら『FX-8120』を買ってしまったほうがいいですね」とのこと。

オススメパーツに「FX-8120」を選んだパソコンハウス東映の中村さん。「あえて新製品のFusion APU A8-3870Kを選択するのも個人的にはアリかなと思っています」

｜見た目と性能がイイトコどりのZALMAN製クーラー（ツクモパソコン本店：衣袋さん）

ZALMAN「CNPS12X」
市場想定売価税込10,000円前後
製品情報

　CPUが決まればお次はCPUクーラーということで、次に登場頂くのはツクモパソコン本店で冷却担当を務める衣袋さんだ。

衣袋さん）「個人的にはZALMAN製の最新モデル『CNPS11X Performa』も気になるのですが、ゲームマシンという点を意識するとやはりZALMAN製のハイエンドモデル『CNPS 12X』をオススメしたいですね。迫力満点のトリプルファン仕様で、BlueLED内蔵のため美しく発光する点は見逃せません。冷却能力と見た目のどちらも満足のひと品です」と熱烈にアピール。
　確かにゲームマシンは性能はもとより、見た目も重視したいところ。ドレスアップ要素も考慮したパーツ選びも忘れてはならないポイントのひとつと言えるだろう。

オススメの2製品を両手に、ゲームマシンのポイントを解説してくれたツクモパソコン本店の冷却担当である衣袋さん。こと冷却についての知識は非常に豊富なので、分からない点があったら相談してみるといいだろう

｜今や最新ゲームマシンには欠かせないSSD導入の理由（ツクモパソコン本店：西久保さん）

　さて、そんなツクモパソコン本店の店内をうろついていると、大のPCゲームファンだと自認する同店スタッフの西久保さんと遭遇。氏曰く「ゲームするなら、やっぱりSSDの導入は外せません」とのこと。さっそく詳しく話を聞いてみた。

西久保さん）「僕自身、PCゲームをよく楽しみますが、是非オススメしたいのがSSDです。最近では価格も下がってますし、起動ドライブ以外の用途、例えばゲームを入れておくといった使い方なら、多少古いモデルでも構いません」。では具体的にどのような効果が得られるのだろうか。
西久保さん）「やはりSSDといえば、その高速な読み込みスピードが売りですが、ゲーム中のMAPの読み出しなどは断然HDDとは違います。もちろん起動も速いので、ゲームをやりたい時にさっと始めることができるという点もポイントです。また『バトルフィールド 3』などの対戦プレイでは、何回も繰り返し同じMAP等で戦いますよね。僕は弱いので（笑）やられちゃって再度挑戦する際は少しイライラもしがちですが、素早い読み込みのおかげで精神衛生上も快適に感じると思います」。
　なるほど、確かに最近は旧モデルのSSDなら、思いのほか安値に入手できる事も。ゲーム専用としてSSDを1台導入するというのは、最新のゲームマシンでは欠かせない要素と言えそうだ。