|「THUNDERBOLT PLUS」の1200Wシリーズの出力チェック
「THUNDERBOLT PLUS」シリーズのスペックや外観の確認ができたところで、ここからは「THUNDERBOLT PLUS 1200W」を実際に動作させて、その実力をチェックしていくことにしよう。ちなみに、今回は1200Wの大容量モデルということで、グラフィックカードにはGeForce GTX 570をチョイスした。こちらを、シングルグラフィックス環境とSLI環境で動作させ、負荷をかけた状態でも安定した出力が可能なのか確認していこう。その他のテスト構成については以下の通り。
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今回テストに使用したGALAXY「GF PGTX570/1280D5 FUJIN2.1」。GALAXY製グラフィックスカードでは定番のFUJINファンを搭載した「GeForce GTX 570」採用モデル。今回はこちらを2枚用意して、SLI構成でも動作を確認している |
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■シングルグラフィックス環境の「OCCT 4.0.0」POWER SUPPLYテスト
それではまず、シングル環境で「OCCT 4.0.0」POWER SUPPLYテストの結果を確認していこう。こちらは、CPU、GPUの両方に高負荷をかけるため、電源にはかなり厳しいテストと言えるだろう。ちなみに、最大消費電力は508.7W、平均でも490W前後とかなり高くなっている。
そんな中でも「THUNDERBOLT PLUS 1200W」は安定した出力を発揮している。+12Vはアイドル時の12.228Vから12.096Vへと0.132Vしか下降していない。また、+5Vも5.160Vから5.120V、+3.3Vも3.360Vから3.320Vとほとんど変動がなく、500W前後の負荷であれば、まったく問題ないことがわかる。 |