|「CrystalDiskMark 3.0.1c」によるベンチマーク
次に「CrystalDiskMark3.0.1c」を使って性能を確認していきたい。なおデータの圧縮率による違いがないことは確認済みのため、ベンチマークは「デフォルト (ランダム)」のみで実行した。
シーケンシャルアクセスは読込が最大511MB/sec、書込が最大426MB/secとSATA3.0(6Gbps)対応SSDのなかでも最高クラスの結果。特にCrystalDiskMarkのシーケンシャル読込は、公称値より低いSSDが多い中で公称値と遜色ないスコアを計測しているのは素晴らしい。
次にランダムアクセスだが、4Kで読込31MB/sec、書込75MB/sec。4K QD32では読込300MB/sec、書込最大250MB/secを計測。書込性能は、SandForce「SF-2281」よりやや遅めながら、十分な性能を発揮した。ちなみにIOPS換算すると4K QD32で読込が約76,000 IOPS、書込は約62,000 IOPSで、こちらもほぼ公称値通りのスコアを記録している。
またシーケンシャル、ランダムともベンチマーク結果にほとんどブレがなく、データの圧縮率だけでなくデータサイズの影響もほとんど受けていないことが分かる。
|HD Tune Pro4.60ベンチマークテスト
Benchmark Readの結果を確認すると、グラフに細かいブレはあるものの、350MB/sec前後で安定している。またWriteでは約75GBごとに極端に性能が低下する箇所があるのは少々気になるところ。ただ、それ以外の箇所では概ね安定しており、目くじらをたてるほどではないだろう。
Random Accessについては、Readで最大21,000 IOPS、Writeで最大20,000 IOPSと高いスコアを記録しており、「CrystalDiskMark 3.0.1c」の結果と合わせてランダムアクセス性能も十分に高い。
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