2022.11.20 17:00 更新
2022.11.20 取材
高価な製品が多くを占めるIntel Z790チップ搭載マザーボードの中にあって「価格も安めでコストパフォーマンスの高さが人気の理由」(メーカー担当者)とされるのが「Z790 D DDR4」。MOSFET全体をカバーする大型のヒートシンクを搭載し、2オンス銅層を備えた6層PCB、さらに60A DrMOSによる16+1+1フェーズ電源回路を装備。手持ち資産が有効に活用できるDDR4メモリ対応という点も、選択の決め手となるポイントのようだ。
10月の発売以来、売れ行きは堅調な「Z790 D DDR4」。PCI Express 5.0(x16)スロットにはグラフィックスカードが簡単に取り外せるクイックリリース設計を採用 | 参考展示されていたGIGABYTE製の白いPCケース「C301」。BTO向けながら国内展開も予定している |
全メーカーを含め、最も高価なIntel Z790チップ搭載マザーボード「MEG Z790 GODLIKE」(税込199,980円)を展示したMSI。デモ機に搭載された「GeForce RTX 4090 SUPRIM X 24G」と合わせ、スーパーハイエンドな構成を興味深く眺める来場者が多く見受けられた。
ちなみに、18日(金)より発売が開始された「MEG Z790 GODLIKE」だが、秋葉原の各ショップに入荷された初回分は完売。これには「値段が高いのでドキドキしていましたが良かったです」と、メーカー担当者もホッとした様子。
最新機能を可能な限り詰め込み、最新パーツの性能を余すことなく引き出すことができるという「MEG Z790 GODLIKE」 | オリジナル3連ファンクーラー「TRI FROZR 3S」を搭載する「GeForce RTX 4090 SUPRIM X 24G」。RTX 4090搭載カードの中でも人気の製品だ |
パソコンショップアークのBTO「arkhive」シリーズ。Fractal DesignのミニタワーPCケース「Define 7 Mini」を採用する「GC-I5M」を展示。Core i7-13700FにGeForce RTX 3070を組み合わせたコンパクトゲーミングモデル |
サードウェーブのGALLERIAシリーズからはCore i9-13900K搭載の「ZA9C-R38」が展示。PCケースはお馴染みのガレリア専用モデルで、グラフィックスカードにはGeForce RTX 3080を搭載 |
サイコムはお得意の独自水冷モデル「G-Master Hydro」の最新作「G-Master Hydro Z790/D5」を展示。Core i9-13900とGeForce RTX 4090はどちらも水冷化されている |
ヤマダデンキが展開するTSUKUMOブランドはゲーミングPC「G-GEAR」を展示。「GB7J-K223/BRGB」はCore i7-13700KFとGeForce RTX 3060 Tiを組み合わせたミドルレンジクラスのPCだ |
マウスコンピューター「G-Tune」は、Core i7-13700KF搭載の「PP-Z」を展示。PCケースは耐圧強度を高めたダーククロム強化ガラス採用のオリジナルモデル。サイドのレッドとカットされたシャープなエッジが特徴的 |
Core i7-13700KF搭載の「PG-P」を展示していたアイティーシーのカスタムPCブランドのSTORM。ポイントはオリジナルのオールインワンCPUクーラーで、ヘッド部分にはファンやポンプの回転数を表示できるところ |
パソコンショップSEVENの「EFFA G30CUE」。Core i7-13700KFとGeForce RTX 3080を搭載。マザーボードには「Z790 LiveMixer」を採用していた |
インバースネットが展開する「FRONTIER」の「GHZ790」。Core i7-13700KFにMSI製のGeForce RTX 3080を搭載。PCケースはフロントメッシュデザインの同社オリジナルモデル |
ユニットコムのゲーミングPC「LEVEL∞」はeスポーツチーム「ZETA DIVISION」とのコラボモデルを展示。オリジナルデザインの側面ガラスパネルも良く目立つ |
会場にはSolidigmブースも出展。先日のイベントで登場したSSD「P44 Pro」を6枚同時搭載するデモを行っていた |
[出展パーツメーカー]
・ASRock
・ASUS
・MSI
・GIGABYTE
・Solidigm
[出展 PC ブランド]
・arkhive (株式会社アーク)
・GALLERIA (株式会社サードウェーブ)
・Sycom (株式会社サイコム)
・G-GEAR (株式会社ヤマダデンキ)
・G-Tune (株式会社マウスコンピューター)
・STORM (株式会社アイティーシー)
・ZEFT (株式会社セブンアールジャパン)
・FRONTIER (インバースネット株式会社)
・LEVEL∞ (株式会社ユニットコム)
文: 取材・編集部 Tawashi
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