2022.12.29 00:00 更新
2022.12.28 取材
秋葉原地区で参拝できる、初詣スポット。短期特集その1は全国的に著名な湯島天満宮(湯島天神)。学問の神さま・菅原道真公を奉る学業成就の聖地をご案内します。
文京区湯島にある湯島天満宮は、JR秋葉原駅より徒歩18分ほどの距離にある全国的に著名な神社。通称・湯島天神の御祭神のひとり、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)は、古事記や日本書紀にも登場する日本神話の神で、「天岩戸」を手で開け、アマテラスを引きずり出したという腕力の神様。さらに「学問の神さま」菅原道真公(すがわらみちざねこう)を奉る神社としては広く知られており、合格祈願には全国からの受験生がここを訪れます。
合格祈願の絵馬がスズナリに掛けられた風景はあまりにも有名。御利益があった読者もいるだろう |
湯島天満宮によると、初詣は三が日で約25~30万人の参拝者が予想され、参列は御茶ノ水方面から続き、参拝を終えた人は湯島天満宮入り口の鳥居がある、本郷3丁目方面へ帰る格好になるとのこと。近くに住む街ネタ担当アキバ取材班によると、「今まで通りであれば三組坂を下りた先まで列が並ぶ」のだとか。
素通りになりがちな由緒や成り立ちが記された掲示板。これを機会に事前に予習をしておこう |
大晦日から4日までは周辺道路の交通規制が掛かるため、参拝には公共交通機関の利用が必須。なお注意書きとして、境内には一般参拝者用のトイレがなく、境内正面入り口のトイレを利用すること。さらにペット連れの参拝は原則NG。大混雑状態から、境内での待ち合わせ等もできないそうです。
こちらは湯島名物の「あげまんじゅう」。化粧箱入りの「合格あげまんじゅう」は500円也 |
干支おみくじの他にもアマビエおみくじも |
境内にはタッチ式の案内図も。なお地図は北が下側なので、秋葉原・御茶の水方面は上方向 | 人気の御朱印。取材時は12月限定(書置きのみ)も用意されていました |
湯島中坂上交差点付近。角には「鳥つね湯島天神前店」があり、右に下りた先は御徒町方面 | 湯島天満宮から南下した位置にある三組坂上交差点。この界隈はなだらかな坂が多い |
文: 編集部 松枝 清顕/取材・撮影:街ネタ担当アキバ取材班ウエムラ