2022.12.31 01:53 更新
2022.12.31 取材
秋葉原地区で参拝できる、初詣スポット。短期特集その4は、アクセスするだけで一苦労(?)の隠れスポット、花房稲荷神社。"知る人ぞ知る”とはまさにこんな所の事をいうのでしょう。
外神田4丁目にある花房稲荷神社は、先にご紹介した講武稲荷神社同様、全国にたくさんの分祀社が存在する”稲荷神社”。その総本宮は京都・伏見稲荷大社と言われています。よって主祭神はいずれも宇迦之御魂命(ウカノミタマ)であり、神様の眷属である狐形の像も付きものです。
左右には神様の眷属である狐形の像が置かれ、ここが稲荷神社である事が分かります |
千代田区観光協会の紹介サイトを引用すると、もとは外神田4-5あたりの屋敷神が移転したと伝えられているそうで、第二次世界大戦後に再建。御利益は「百日咳や風邪で咳がひどいときには、花房稲荷にお願いするとよいと言われていた(千代田区観光協会)」とのこと。
一説によると昭和25年頃に再建されたという |
そもそもアキバで働く業界人でさえ、存在すら広く知られていない花房稲荷神社は、そのアプローチのしにくさから、隠れスポットと呼ばれているほど。「秋葉原UDX」と「ドン・キホーテ」の間にあるアキバ田代通りから「カプセルホテル GLANSIT AKIHABARA(休業中)」と「すき家」の間にある路地を入り、「リバティ」の看板を折れたあたりに存在します。
初詣スポットとはやや異なるものの、近くにお越しの際は是非お立ち寄りのほど。
まずは花房稲荷神社の位置関係。アキバ田代通り(画像左)から路地を抜けるとコチラ(画像右)に出ます。その中間あたり |
リバティの看板が目印 |
文: 編集部 松枝 清顕/取材・撮影:街ネタ担当アキバ取材班ウエムラ