|
キャビネットは4本のネジを外すだけでOK。うち1つのネジに封印シールが貼られている。このシールを剥がしてしまうと保証対象外となるので、開ける際には覚悟しておこう。写真はキャビネットを外したところ |
|
|
|
|
一見して分かるのは、ブラックに塗装された大型アルミヒートシンクの存在だ。最も大きいヒートシンクが一次側、小さな方が二次側のヒートシンクとなっている。また冷却は前方から空気を取り入れ、背面から排出する、ストレートな流れとなっている。それに合わせてヒートシンクの溝も水平方向に付けられている |
|
|
基板を外すためには、ACインレットのケーブルを切断、もしくはハンダを外す必要がある(矢印の部分)。前面にあるモジュラーコネクタ部分のネジも外し、基板を固定している4本のネジを外せば、基板を取り出すことができる |
|
使用されているDCファンは、ADDAの「AD0812XB-A7BGL」で、PWM制御によりコントロールされる |
|
|
|
|
基板を取り出したところ。従来の1000W級電源ユニットは、やたら重かったのだが、TPQ-1200は、さほど重くない。その大きな理由はトランスの数を抑えていること、ヒートシンクがアルミ製であること、そして思いのほか部品の実装点数が少ないためだ |
|
|
フロントのモジュラーコネクタ部分。赤いコネクタには12Vが、黒いコネクタには5Vと3.3Vが入力されているのが分かる |
【基板裏】TPQ-1200の基板裏は、こうなっている。右上がATXケーブルなどが接続される部分で、6系統ある12Vは、リセッタブルヒューズと思われる素子でトランスと接続されている。回路構成からすると実質2レールを束ねて1200Wとし、それを一度統合したあと、再び6系統に分配する形のようだ |