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|「エアロミニ」シリーズ外観・内部チェック(2)
■サイドパネルを外し、いざ「ご開帳」
「エアロミニ」シリーズをもう少し掘り下げるべく、内部構造をじっくりチェックしてみたい。
冒頭でも触れたように、「eX.computer」はサイドパネルを外しただけで保証対象外となる事はない。ここがメーカー製PCとの大きな違いで、完成型PCとはいえ、自由に拡張できる楽しさが残されている。というワケで内部に興味津々である。ここは遠慮することなく、いつものようにバラバラにしてしまう事にしよう。
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編集部に届けられた評価機は、明らかに完成ホヤホヤの新品。せっかく組まれているのに少々気が引けるが、ええいままよとバラバラにしてしまおう |
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一歩引いてまじまじと内部構造を見ると、どこかで見たような気がすると思ったら、「エアロミニ」シリーズが採用する「eX.computer」オリジナルPCケースは、In winが製造しているようだ |
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■ストレージ格納スペース
Mini-ITXフォームファクタの魅力は、なんといってもそのコンパクトさにある。持ち運びが楽な上、設置場所を選ばない。机上の僅かなスペースが利用でき、傍らに置いたPC本体では光学ドライブやフロントI/Oポートの使い勝手も床置きのデスクトップPCより格段にいい。反面、拡張性に関しては割り切りが必要だ。
限られた容積に、必要最低限の構成パーツを詰め込む事になるため、さすがにデスクトップPCのようにはいかない点は覚悟しておこう。
再び本体内部に目を移し、ストレージ格納スペースをチェックしてみたい。「エアロミニ」シリーズの「MI5J-C33/S」は、デフォルトで3.5インチHDD WesternDigital「WD10EARX」(1TB)がPCケース底面部分に搭載されている。後ほど紹介する160W電源ユニットのレイアウトの関係から、ストレージ格納スペース(シャドウベイ)は、“ここしかない”という場所に用意された。ちなみに製品のカスタマイズ画面を確認すると、2.5インチSSDも選択が可能で、予算はもとより、使用用途によって自由にチョイスできるようになっている。
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このモデル標準搭載のWesternDigital「WD10EARX」(1TB)は、底面設置。カスタマイズ画面からはもちろんSSDも選択可能で(有償)、静音PCを目論むならば是非検討してほしい |
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■光学ドライブ格納スペース
次に光学ドライブ格納スペースをチェックしよう。縦置きミニPCだけに、5.25インチ光学ドライブは縦置きレイアウトで、標準スペックではLG製DVDスーパーマルチドライブ「GH24NS70」が装備されている。
LG「GH24NS70」スペック
DVD |
書込速度 |
-RAM |
×12倍速 |
2層 +R |
×10倍速 |
2層 -R |
×10倍速 |
-R/+R |
×22倍速 |
+RW |
×8倍速 |
-RW |
×6倍速 |
1層 -ROM |
×16倍速 |
CD |
書込速度 |
-R |
×48倍速 |
-RW |
×32倍速 |
-ROM |
×48倍速 |
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この手のPCケースでは、スリム型光学ドライブが定番と思われがちだが、5.25インチ光学ドライブが搭載できる事で、選択肢の幅は非常に広くなるワケだ。こちらもカスタマイズが可能で、Blu-rayドライブも選択できるようになっている。
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標準搭載のDVDスーパーマルチドライブは、専用ドライブベイに固定されている |
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専用ドライブベイはネジ2本で簡単に着脱可能。これを外す事でPCケース内部全体がオープンになり、メンテナンス性が一気に向上。カスタマイズだけでなく、経年使用による蓄積されたホコリの除去なども容易に行う事ができるだろう |
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