エルミタ的「COMPUTEX」番外編台湾版アキバ“八徳路電気街”ドスパラ台湾光華本店を訪ねて

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エルミタ的「COMPUTEX」番外編
台湾版アキバ“八徳路電気街”ドスパラ台北光華本店を訪ねて

2011年6月29日 14:35
取材・TEXT：エルミタ台湾取材班

　2011年5月31日から6月4日まで行われたアジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2011」。その様子は［COMPUTEX TAIPEI 2011］アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2011」特集記事でお伝えした通りだ。
　とはいえ、はるばる台湾までやってきたエルミタ取材班。年に1回の台北取材は恒例行事とはいえ、なにかと多忙な毎日だ。せっかくの訪台なのに行けないところが多い。そこで「今年こそは」と、2年越しの念願を叶えるべく真っ先に向かったのが、台湾版アキバと言われる“八徳路電気街”にある「ドスパラ台北光華本店」だ。
　「ドスパラ台北光華本店」については、2009年11月26日付けプレスリリースで、開店準備中の模様をお伝えしたが、オープン後の訪問は今回が初めて。ご存じのように日本では全国展開のドスパラだが、台湾と国内では取り扱い商品やユーザー層など、違いはあるのだろうか？台湾らしいエピソードなどを期待して、早速その模様をお届けしたい。

[台湾取材] まもなくオープン。開店準備中のドスパラ台北光華本店へ行ってみた(2009/11/26)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200911a/26_01.html

「八徳路電気街」メインストリートのほぼド真ん中にある「ドスパラ台北光華本店」。カタカナ表記の「ドスパラ」ロゴは、こちら台湾でも健在

｜「八徳路電気街」の一等地にあるドスパラ台北光華本店

2008年7月に完成した「光華数位新天地」。内部はさながらパソコン関連製品に特化した綺麗なデパートといったところで、エアコンのよく効いた快適空間で買い物を楽しむことができる

その「光華数位新天地」から望む八徳路電気街。よく見ると「ドスパラ」の看板も見える

　さて、まずは「ドスパラ台北光華本店」のある「八徳路電気街」を簡単に紹介したい。その前に触れておかなければならないのが、エルミタでも度々紹介している台湾の秋葉原「光華商場」だ。現在の光華商場はご覧の通り「光華数位新天地」という大きなビルになっている。その綺麗な巨大ビルの中では、大小さまざまなPC関連ショップが営業中。いわゆるパーツショップと呼ばれるものから、フラッシュ系メモリやオーディオ関連の専門店など実に様々な店舗を確認することができる。

「光華数位新天地」内部の様子。パーツ関連を取り扱うショップが軒を連ねるが、よく見ると隣接する店同士は意外に取り扱い製品が被っていないのが興味深い。価格表はアキバのそれとよく似ているが、グラフィックスカードやマザーボードの価格も詳細に掲載されている

どのショップも、フロア面積に対してやたら店員さんの数が多いような気もする。歩いているお客さんへの呼び込みもそれなりに激しい。写真はHDDの価格表。ざっくり3倍した値段が日本円に近い計算になるが、アキバの相場よりはいずれも高めだ

　その「光華数位新天地」のビルから徒歩で2分ほどだろうか。丁度、秋葉原で言うところのJR電気街口から中央通りにある交差点程度の距離にあるのが「八徳路電気街」という1本の大通りである。今となっては、アキバ的な雰囲気を醸し出しているのはもっぱらこの八徳路電気街で、各ショップの規模もアキバのそれとよく似た店舗が軒を連ねている。