CPUクーラー編、PCケース編に続く「エルミタ的一点突破」新コーナー「SSD編」。ここでは選り好みすることなく、できるだけ数多くのモデルを検証し、そのパフォーマンスをお届けしたいと考えている。
その第1回は各種メモリ関連製品をラインナップするご存じTeam Group(本社:台湾)の国内法人、株式会社TEAMジャパン(本社:東京都千代田区)から、SandForce「SF-2281」コントローラーを採用するSATA3.0(6Gbps)2.5インチSSD新製品「Xtreem S3」シリーズ(120GB)を検証。その実力に迫る。 |
|Teamブランドが国内市場に投入した「Xtreem S3」シリーズ
今回検証するのは、Teamブランドの2.5インチSSD「Xtreem S3」シリーズから、ボリュームゾーンとなる120GBモデル「TG120GS25AS3M」だ。
「Xtreem S3」シリーズは、今年8月に発表された同社のパフォーマンスシリーズに属するモデルで、容量ラインナップは60GB、120GB、240GB、480GBで構成されている。いずれもインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)となり、コントローラーには現状“最多採用率”を誇るSandForce「SF-2281」を搭載。NANDフラッシュはMLCタイプで、Dura Write Technology、RAISE Technology、Windows 7 Trimコマンドをサポートする。なお今回のテストサンプル「TG120GS25AS3M」の詳細スペックは以下通りだ。
コントローラー |
NAND |
I/F |
最大読込 |
最大書込 |
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Team Xtreem S3シリーズ「TG120GS25AS3M」(120GB) |
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型番 |
TG120GS25AS3M |
容量 |
120GB |
インターフェイス |
SATA3.0(6Gbps) |
コントローラー |
SandForce SF-2281 |
NAND |
MLC |
最大読込 |
550MB/sec |
最大書込 |
500MB/sec |
4KBランダム書込 |
80,000 IOPS |
主な機能 |
Dura Write技術、TRIM Command技術
RAISE技術、S.M.A.R.T対応
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外形寸法 |
100.2×69.85×9.5mm |
重量 |
85g |
耐衝撃性 |
1,000G |
MTBF |
1,500,000時間 |
保証期間 |
3年間 |
主な同梱品 |
2.5インチ→3.5インチ変換アダプタ、取り付けネジ |
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|「Xtreem S3」シリーズのパッケージおよび同梱品チェック
早速製品パッケージおよび同梱品をチェックしてみよう。製品内容は他社SSD同様にいたってシンプル。SSD本体の他、2.5インチ→3.5インチ変換アダプタと固定用ミリネジが付属し、デスクトップ用途およびノートPC換装用途いずれにも対応する。
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SSD本体が確認できる小窓付きタイプの製品パッケージ。デザインはTeam Groupのコーポレートカラーでもあるブルー基調。なおサイズは実測値で180×125×30mm |
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パッケージ裏面には製品の特徴がマルチランゲージ(7カ国語)で表記されていた。ちなみに日本語は2番目(1番目は英語)である事から、日本市場は依然SSDの主要マーケットと言えるだろう |
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パッケージ内容は、SSD本体のほか2.5インチ→3.5インチ変換アダプタ、固定用ミリネジ。その他クイックインストールガイド(英語)と保証カードが同梱されていた |
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