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|「PCI-Express3.0」対応マザーボードの見分け方
各社が精力的に推し進めるマザーボードの「PCI-Express3.0」化。今回ご紹介するGIGABYTE社製のIntel「Z68 Express」搭載マザーボードシリーズは、10月中にほぼ「PCI-Express3.0」への完全対応が完了し、そのラインナップ数においては他社より一歩抜きんでた格好となった。上はゲーミング向けをうたうハイエンドモデルから、下はコストパフォーマンスに優れた安価なモデルまで、バリエーションに富み、これから購入を検討するユーザーにとっては非常にありがたい状況が早くも完成しつつある。
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パッケージに貼られた製品型番のシールには「/G3」の記載はないが、「rev.1.3」のモデルが「Gen 3 switch」搭載モデルとなる |
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なお、実際の店頭では「Gen 3」対応モデルと非対応モデルが混在して販売されている例も珍しくはない。そこで注意してもらいたいのが製品型番となる。末尾に「/G3」と記載されているものが、今回ご紹介する「Gen 3 switch」搭載モデルだ。
GIGABYTE社Webサイト上の製品情報では、「rev. 1.3」と表記されているが、こちらも同じく「Gen 3 switch」採用版となる。少々ややこしいため、この点について日本ギガバイトに確認したところ、「Webサイトに掲載されているrev1.3モデルがGen3をサポートしているモデルです。rev.1.3は国内版の型番表記では/G3となります」とのこと。店頭や通販で購入する際には、型番末尾に「/G3」と記載されているモデルを選択するようにしたい。
※「G1.Sniper2」はrev1.0からPCI-Express3.0に対応済(ちなみにrev1.3は存在しない)
|2012年の次世代CPU「Ivy Bridge」に完全対応する
|「PCI-Express3.0」対応モデルをまとめてチェック
|G1.Sniper2
チップセット |
Intel Z68 Express |
対応ソケット |
Intel LGA1155 |
メモリスロット |
DDR3×4(2133/1866/1600/1333/1066) |
拡張スロット |
PCI-Express2.0(x16)×2
PCI-Express(x1)×2
PCI×2 |
内部ポート |
SATA3.0(6Gbps)×2
SATA3.0(6Gbps)×2(Marvell 88SE9172)
SATA2.0(3Gbps)×3 |
バックパネル |
ギガビットLAN×1(Bigfoot Killer E2100)
8ch HD Audio Codec(Creative CA20K2)
eSATA×1
USB3.0×2(Etron EJ168×2)、UBS2.0×7
HDMI×1 |
フォームファクタ |
ATX(30.5cm×26.4cm) |
製品情報 |
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=3962 |
市場想定売価 |
税込31,800円前後 |
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GIGABYTEのZ68チップセット搭載マザーボードシリーズとは一線を画す、ゲーマー・ハイエンドユーザー向けの“G1-Killerシリーズ”に属するのが「G1-Sniper2」だ。
ネットワーク機能にはBigfoot Networks「Killer E2100」を搭載。専用のDDR2 1GBメモリを実装し、CPUの負荷を軽減することで、その分のリソースをゲームへと貢献することができる。
また、サウンド機能としてCreative製「Soundblaster X-Fiデジタルオーディオプロセッサー」(20K2)を搭載。ヘッドフォン使用時にはサウンドカード顔負けのダイナミックで鮮明なサウンドが楽しめる。加えて、オーディオ部品周りには銅製プレートを装着。EMI(電磁干渉)から信号を保護し、歪みのない音声を実現するというこだわりのようだ。
外観ではそのミリタリー風デザインが特徴となるが、銃器をイメージしてデザインされたヒートシンクとヒートパイプは熱を効率的に放散することができる。
その他、USB3.0×2/Power eSATA/オーバークロックボタンを備えた5.25インチサイズの「フロント・アクセス・コントロールパネル」を同梱。ボタンひとつで、システムの再起動なしにパフォーマンスの向上が図れるという。
|GA-Z68XP-UD4/G3
チップセット |
Intel Z68 Express |
対応ソケット |
Intel LGA1155 |
メモリスロット |
DDR3×4(2133/1866/1600/1333/1066) |
拡張スロット |
PCI-Express2.0(x16)×2
PCI-Express(x1)×2
PCI×2 |
内部ポート |
SATA3.0(6Gbps)×2
SATA3.0(6Gbps)×2(Marvell 88SE9172)
SATA2.0(3Gbps)×4 |
バックパネル |
ギガビットLAN×1(Realtek RTL8111E)
8ch HD Audio Codec(Realtek ALC889)
eSATA×2
USB3.0×2(Etron EJ168×2)、UBS2.0×7
IEEE1394×1(VIA VT6308) HDMI×1 |
フォームファクタ |
ATX(30.5cm×24.4cm) |
製品情報 |
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=3977 |
市場想定売価 |
税込19,000円前後 |
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同社が展開するZ68チップセット搭載マザーボードの中でも、ハイエンド寄りの位置づけとなる「GA-Z68XP-UD4/G3」。16フェーズVRM設計を採用することで、より安定した電力をCPUに供給。マルチグラフィックスはCrossFireXとSLIのいずれにも対応する。
なお、グラフィックス出力用の端子はHDMIのみの1系統となるが、同軸S/PDIF Out対応コネクタやeSATA/USB両対応のCombo対応コネクタなど、他のシリーズではあまり見かけないポートを備えている点もポイントだ。
|GA-Z68XP-UD3R/G3
チップセット |
Intel Z68 Express |
対応ソケット |
Intel LGA1155 |
メモリスロット |
DDR3×4(2133/1866/1600/1333/1066) |
拡張スロット |
PCI-Express2.0(x16)×2
PCI-Express(x1)×3
PCI×2 |
内部ポート |
SATA3.0(6Gbps)×2
SATA3.0(6Gbps)×2(Marvell 88SE9172)
SATA2.0(3Gbps)×4 |
バックパネル |
ギガビットLAN×1(Realtek RTL8111E)
8ch HD Audio Codec(Realtek ALC889)
USB3.0×2(Etron EJ168×2)、UBS2.0×8
IEEE1394×1(VIA VT6308) HDMI×1 |
フォームファクタ |
ATX(30.5cm×24.4cm) |
製品情報 |
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=3980 |
市場想定売価 |
税込18,000円前後 |
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GIGABYTE製マザーボードで人気の“UD3R”型番となる「GA-Z68XP-UD3R/G3」。今回の製品も、高機能かつ高コストパフォーマンスを実現した製品に仕上がっている。
上位の「GA-Z68XP-UD4/G3」からeSATAや電源フェーズ数など省略された違いはあるものの、基本スペックほぼ同等。ただし、グラフィックス出力用の端子はHDMI×1仕様となる。そのため、基本的にはグラフィックスカードの利用を前提としたユーザーに使ってもらいたい1枚だ。
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