|
|
|
|1.8インチSSDの性能チェックを始めよう
それではいよいよお待ちかね、1.8インチSSDのテストを始めて行こう。今回のテストでは、ベンチマークソフトとしてお馴染み「CrystalDiskMark 3.0」、「HD Tune Pro 4.01」、「ATTO Disk BenchMark 2.46」の3種類を用意した。また、SSD搭載による効果がはっきりと分かるOS起動時間についてもチェックを行う事にしたい。
また今回用意したノートPCは、いずれもハードディスク、SSD共にOSが既にインストール済みの状態で借り受けたため、そのままの構成で各種テストを行っている。特に留意する点はないものの、基本的にはOSとドライバがインストールされている状態ながら、微妙に構成が異なっている点はご了承いただきたい。
|CrystalDiskMark3.0によるテスト
エルミタではeastwho製のコントローラーを扱うのは初めてということで、まずテストデータ、デフォルト (ランダム)、All 0x00 (0Fill)、All 0xFF (1Fill)によって違いが出るのかをチェックしてみることにした。
|
|
ThinkPad X41 ランダム |
ThinkPad X41 All 0x00 (0Fill) |
|
|
ThinkPad X41 All 0xFF (1Fill) |
|
|
|
|
ThinkPad X40 ランダム |
ThinkPad X40 All 0x00 (0Fill) |
|
|
ThinkPad X401 All 0xFF (1Fill) |
|
|
|
|
VGN-TX91S ランダム |
VGN-TX91S All 0x00 (0Fill) |
|
|
VGN-TX91S All 0xFF (1Fill) |
|
|
テスト結果を見ると512KのWriteがランダムよりAll 0x00 (0Fill)やAll 0xFF (1Fill)のほうがやや速い結果となっているが、全体的にはほとんど差は見られなかった。またSandForce製コントローラーのようにデータを圧縮するような方法は採用していないようだ。
それでは次にSSDとハードディスクのスピードの違いをチェックしていきたい。
ThinkPadX41 SSD搭載時 |
|
|
50MB |
100MB |
|
|
500MB |
1000MB |
|
|
2000MB |
4000MB |
|
ThinkPadX41 ハードディスク搭載時 |
|
|
50MB |
100MB |
|
|
500MB |
1000MB |
|
|
2000MB |
4000MB |
|
ThinkPadX40 SSD搭載時 |
|
|
50MB |
100MB |
|
|
500MB |
1000MB |
|
|
2000MB |
4000MB |
|
ThinkPadX40 ハードディスク搭載時 |
|
|
50MB |
100MB |
|
|
500MB |
1000MB |
|
|
2000MB |
4000MB |
|
VAIO VGN-TX91S SSD搭載時 |
|
|
50MB |
100MB |
|
|
500MB |
1000MB |
|
|
2000MB |
4000MB |
|
VAIO VGN-TX91S ハードディスク搭載時 |
|
|
50MB |
100MB |
|
|
500MB |
1000MB |
|
|
2000MB |
4000MB |
|
1.8インチハードディスクは全てのモデルで、シーケンシャルリード/ライトが20MB/sec前後となった。これは最近のUSB2.0接続のハードディスクよりも遅い結果だ。一方SSDは「ThinkPad X41/X40」ではシーケンシャルリードが90MB/sec、シーケンシャルライトがややばらつきがあるものの最大で70MB/secで、3.5インチのSATAハードディスク並のスピードが出ていることがわかる。
また「VAIO VGN-TX91S」ではシーケンシャルライトが35MB/sec前後と振るわないものの、それ以外はほぼThinkPadと同じような結果となった。
さらに、SSDはランダムアクセスが特に高速で、ランダムリードでは最大35倍以上も速い結果となった。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|