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|ベンチマークテストで「RevoDrive3 X2」の性能を確認
「RevoDrive3 ×2」本体の確認が終了したところで、ここからはベンチマークを使って期待の性能をチェックしていきたい。
ベンチマークにはいつも通り「AS SSD Benchmark」、「CrystalDiskMark 3.0.1b 」、「HD Tune Pro 4.60」、「ATTO Disk BenchMark 2.46」の4種類を用意した。
テスト方法はこれまでと同様OS、ドライバ、ベンチマークのみをインストールしたシステム用のハードディスクを別途用意し、SSDには何もデータを入れない状態でテストを行った。また余計な負荷をかけないように、ベンチマークテスト中はネットワークケーブルを抜いた状態で測定を行っている。
|LGA1155プラットフォームで性能を確認する
まずはIntel最新のLGA1155プラットフォームにて「RevoDrive3 X2」の性能をチェックして見よう。以下にテスト環境をまとめておく。
テスト機材構成 |
CPU |
Intel Core i7-2600K
(SandyBridge/LGA1155/3.40GHz/TDP95W) |
マザーボード |
BIOSTAR「TP67XE」(Intel P67 Express) |
VGA |
EVGA「768-P3-1360-KS」(GeForce GTX 460 768MB) |
システムHDD |
Seagate「ST3500418AS」(SATA2 500GB) |
メモリ |
G.SKILL「F3-17000CL9D-8GBXLD」
8GB(4GB×2枚)PC3-17000(DDR3-2133MHz/1.65V) |
光学ドライブ |
PLEXTOR「PX-755A」 |
電源ユニット |
CORSAIR「CMPSU-750HX」(750W/80PLUS SILVER) |
OS |
Windows 7 Ultimate SP1 64bit版 |
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|「AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354」でチェック
まずは「AS SSD Benchmark」を使ってデータの圧縮率による転送速度の違いをチェックした。
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【AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354】 |
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コントローラにSandForce「SF-2218」を使用していることから、やはり圧縮率によって転送速度に違いが出ている。ただし、圧縮率が0%でもリードで500MB/s以上、ライトでも400MB/s前後とかなり高速だ。現実的には圧縮率が0%のデータはほとんど存在しないため、まさに最低速度でも十分な速度を実現しているといえるだろう。
|「CrystalDiskMark3.0.1b」でチェック
データの圧縮率によって転送速度が変化することがわかったため、「CrystalDiskMark3.0.1b」では、テストデータとして「デフォルト (ランダム)」、「All 0x00 (0Fill)」、「All 0xFF (1Fill)」の3パターンでそれぞれ計測を行っている。テスト回数はデフォルトの5回。また、テストサイズはそれぞれ50MB/100MB/500MB/1000MB/2000MB/4000MBの6パターン全てで行なっている。
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【データサイズ50MB時の4K QD32(IOPS)】 |
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シーケンシャルアクセスについては、「ランダム」データはリードが600MB/s前後、ライトは最大560MB/s、データ圧縮率の高い「0x00」や「0xFF」ではリード、ライトとも最大1100MB/sオーバーとデータ圧縮率によって大きくスコアが変わるSandForce製コントローラらしいスコア。
また、ランダムアクセスについてはあまりデータの圧縮率の影響を受けることがなく、4K QD32ではランダムデータでリード最大370MB/s、ライト最大490MB/s。「0x00」や「0xFF」ではリード最大440MB/s、ライトでは最大610MB/sと非常に高速だ。ちなみに、IOPS換算ではリードで約100,000 IOPS、ライトでは約150,000 IOPSと公称値にはやや及ばないものの単体のSSDでは体験できないレベルのスコアを実現している。 |
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製品名
OCZ RevoDrive3 X2 PCI-Express SSD 480GB
型番
RVD3X2-FHPX4-480G
容量
480GB
外形寸法
167.64×98.42×15.25mm
(ブラケット含まず)
重量
約184g
形状
フルハイト
インターフェイス
PCI-Express2.0(x4)
コントローラーチップ
SandForce SF-2281×4
ストレージコントローラー
OCZ SuperScale
最大読込
1500MB/sec
最大書込
1250MB/sec
4KB ランダム読込
130,000 IOPS
4KB ランダム書込
110,000 IOPS
4KB ランダム最大書込
230,000 IOPS
MTBF
100万時間
動作環境温度
0℃〜55℃
消費電力
アイドル:13.5W、アクティブ:14.3W
メモリの種類
25nm、MLC NAND Flashメモリ
その他機能
TRIM、SCSI Unmap、SMART
保証期間
3年
発売日
2011年7月末
実勢価格
税込190,000円前後
製品情報(OCZ Technology)
製品情報(株式会社アスク) |
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