エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.95　OCZ RevoDrive3 X2シリーズでリード1500MB/s、ライト1250MB/sの世界を体感する

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｜OCZオリジナルRAIDコントローラチップを確認

　次に「RevoDrive3 X2」の心臓部とも言えるRAIDコントローラチップを確認していこう。RAIDコントローラ上には冷却用に小型パッシブヒートシンクが搭載されている。今回はバラック状態でテストを行っているが、テスト中でも触れないほど発熱することはなく冷却性能に問題はなさそうだ。

プッシュピンで固定されているパッシブヒートシンク。サイズは実測値で27×27mm

「RevoDrive3 X2」の心臓部となるRAIDコントローラはOCZオリジナルの「ICT-0138」

パッシブヒートシンクの高さは約9mm。コントローラ接触部には熱伝導シートが貼られている

｜SSDコントローラと基板上のチップを確認

　SSDコントローラは最近人気のSATA3.0（6Gbps）対応SandForce「SF-2281」。メイン基板、サブ基板にそれぞれ2基、計4基搭載し、RAID構成とすることで最大1500MB/sの高速な転送を実現している。

コントローラチップはSandForce製「SF-2281」。メイン基板、サブ基板に2基ずつ計4基搭載する

Wurth Electronics製チョークコイル「7443330100」

こちらはENPIRION製スイッチングコンバータ「EN5364QI」

｜MLC NANDフラッシュメモリを確認

　MLC NANDフラッシュメモリには25nmプロセス、64GbitのMicron製「29F64G08CBAAA」を64チップ実装する。合計容量は512GBだが、32GB分は予備領域として使用されるため、実際の容量は480GB（実効容量は約447GB）となる。

整然と並ぶMLC NANDフラッシュメモリ。メイン基板、サブ基板とも片面16チップ実装されており、その合計は64チップに及ぶ

MLC NANDフラッシュは製造プロセス25nmのMicron製「29F64G08CBAAA」。容量は1枚あたり64Gbit（8Gバイト）

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製品名
OCZ RevoDrive3 X2 PCI-Express SSD 480GB
型番
RVD3X2-FHPX4-480G
容量
480GB
外形寸法
167.64×98.42×15.25mm
(ブラケット含まず)
重量
約184g
形状
フルハイト
インターフェイス
PCI-Express2.0（x4）
コントローラーチップ
SandForce SF-2281×4
ストレージコントローラー
OCZ SuperScale
最大読込
1500MB/sec
最大書込
1250MB/sec
4KB ランダム読込
130,000 IOPS
4KB ランダム書込
110,000 IOPS
4KB ランダム最大書込
230,000 IOPS
MTBF
100万時間
動作環境温度
0℃～55℃
消費電力
アイドル：13.5W、アクティブ：14.3W
メモリの種類
25nm、MLC NAND Flashメモリ
その他機能
TRIM、SCSI Unmap、SMART
保証期間
3年
発売日
2011年7月末
実勢価格
税込190,000円前後
製品情報（OCZ Technology）
製品情報（株式会社アスク）