エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.95　OCZ RevoDrive3 X2シリーズでリード1500MB/s、ライト1250MB/sの世界を体感する

　「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」

　Home > エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.95　OCZ RevoDrive3 X2シリーズでリード1500MB/s、ライト1250MB/sの世界を体感する

｜「RevoDrive3 X2」の外観チェック

　パッケージの確認ができたところで、次に外観をチェックしていこう。黒で統一されたカラーリングが特徴的な「RevoDrive3 X2」。パッケージ写真ではコントローラがむき出しになっているが、実際の製品にはヒートシンクが搭載されていた。

基板、ヒートシンク、拡張スロットカバーとも黒で統一されたカラーリング。拡張スロットカバーには「RevoDrive3」のシールが貼りつけられている

基板上にはSSDコントローラチップに加えてMLC NANDフラッシュメモリがズラリと並ぶ

上側から確認するとメイン基板上にサブ基板が搭載されている“亀の子構造”になっていることがわかる

基板背面にもMLC NANDフラッシュメモリを搭載することで、限られた基板サイズを有効に活用

｜「RevoDrive3 X2」の基板をチェック

　「RevoDrive3 X2」はメイン基板に加えて、サブ基板を搭載した“亀の子構造”が採用されており、それぞれの基板は小型のコネクタで接続されている。それだけでは強度が不足するため、六角ナットと都合8本のネジで四隅は固定されていた。

メイン基板とサブ基板は六角ナットを挟んでネジで固定されている

メイン基板とサブ基板を分離したところ。サブ基板はちょうどメイン基板からRAIDコントローラ部分を取り除いた形状となっている

メイン基板、サブ基板ともご覧のように、比較的空きパターンが多い

基板を接続するコネクタ。基板は片側20本、両端で40本の端子によって接続されている

サブ基板上には2基の「SF-2281」コントローラと片面16個、両面で32個のMLC NANDフラッシュメモリが搭載されている

背面には4本のネジが確認できる

｜PCI-Express 2.0（x4）接続により、SATA3.0（6Gbps）を大幅に超える転送速度を実現

　「RevoDrive3 X2」ではPCI-Express 2.0（x4）接続を採用することで、現在SSDの主流となっているSATA3.0（6Gbps）より大幅に高速な転送速度を実現している。もちろん（x16）や（x8）ポートに接続しても問題なく動作するが、これらのスロットに搭載する場合、コネクタサイズにゆとりが出るためしっかりとネジ留めして欲しい。

PCとの接続はPCI-Express2.0（x4）を採用することでSATA3.0（6Gbps）を大幅に上回る転送速度を実現

<次のページを読む>

製品名
OCZ RevoDrive3 X2 PCI-Express SSD 480GB
型番
RVD3X2-FHPX4-480G
容量
480GB
外形寸法
167.64×98.42×15.25mm
(ブラケット含まず)
重量
約184g
形状
フルハイト
インターフェイス
PCI-Express2.0（x4）
コントローラーチップ
SandForce SF-2281×4
ストレージコントローラー
OCZ SuperScale
最大読込
1500MB/sec
最大書込
1250MB/sec
4KB ランダム読込
130,000 IOPS
4KB ランダム書込
110,000 IOPS
4KB ランダム最大書込
230,000 IOPS
MTBF
100万時間
動作環境温度
0℃～55℃
消費電力
アイドル：13.5W、アクティブ：14.3W
メモリの種類
25nm、MLC NAND Flashメモリ
その他機能
TRIM、SCSI Unmap、SMART
保証期間
3年
発売日
2011年7月末
実勢価格
税込190,000円前後
製品情報（OCZ Technology）
製品情報（株式会社アスク）