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|LGA1366環境で性能を確認する
今回のテストではLGA1155に加えてLGA1366プラットフォームも用意した。現在LGA1155がIntelの最新プラットフォームなのは言うまでもないが、最上位プラットフォームとしては未だLGA1366が健在だ。Intelのコンシューマ向け環境としては唯一6コアCPUが用意されており、トリプルチャネルによる大容量かつ高速なメモリ環境が構築できることから愛用しているユーザーも多いだろう。
ただし、こちらは2008年からチップセットの更新がされておらずUSB3.0はおろかSATA3.0(6Gbps)にも対応しないなど、やや旧世代感が漂うプラットフォームと言えるだろう。そんなLGA1366プラットフォームにおいて高速なディスク環境が構築できる「RevoDrive3 X2」は非常に有望な選択肢となりそうだが、実際のところどうなのかチェックしていきたいと思う。
テスト機材構成 |
CPU |
Intel Core i7 920
(Bloomfield/LGA1366/2.66GHz/TDP130W) |
マザーボード |
ASUSTeK「P6T Deluxe」(Intel X58 + ICH 10R) |
VGA |
EVGA「768-P3-1360-KS」(GeForce GTX 460 768MB) |
システムHDD |
Seagate「ST3500418AS」(SATA2 500GB) |
メモリ |
CORSAIR TR3X6G 1333C9 6GB(2GB×3枚)
PC3-10600(DDR3-1333MHz/1.50V) |
光学ドライブ |
PLEXTOR「PX-755A」 |
電源ユニット |
CORSAIR「CMPSU-750HX」(750W/80PLUS SILVER) |
OS |
Windows 7 Ultimate SP1 64bit版 |
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|「AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354」でチェック
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【AS SSD Benchmark 1.6.4067.34354】 |
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データの圧縮率0%のデータでもリード500MB/s前後、ライト400MB/s前後とSATA3.0(6Gbps)対応SSD並のスコアを記録。圧縮率が高くなるに従って向上していき、最終的にはリード1300MB/s、ライト1100MB/sを超えるスコアとなった。
|「CrystalDiskMark3.0.1b」でチェック
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【データサイズ50MB時の4K QD32(IOPS)】 |
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LGA1155プラットフォームと比較すると「ランダムデータ」では、シーケンシャル、ランダムアクセスともライト性能がやや低めなのが気になるところ。とはいってもSATA3.0(6Gbps)対応SSDよりは高速なスコアとなっている。また「0Fill」や「1Fill」といった圧縮率の高いデータのシーケンシャルアクセスはリードライトとも最大1200MB/sを超えており、LGA1155プラットフォームよりも高いスコアとなった。 |
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製品名
OCZ RevoDrive3 X2 PCI-Express SSD 480GB
型番
RVD3X2-FHPX4-480G
容量
480GB
外形寸法
167.64×98.42×15.25mm
(ブラケット含まず)
重量
約184g
形状
フルハイト
インターフェイス
PCI-Express2.0(x4)
コントローラーチップ
SandForce SF-2281×4
ストレージコントローラー
OCZ SuperScale
最大読込
1500MB/sec
最大書込
1250MB/sec
4KB ランダム読込
130,000 IOPS
4KB ランダム書込
110,000 IOPS
4KB ランダム最大書込
230,000 IOPS
MTBF
100万時間
動作環境温度
0℃〜55℃
消費電力
アイドル:13.5W、アクティブ:14.3W
メモリの種類
25nm、MLC NAND Flashメモリ
その他機能
TRIM、SCSI Unmap、SMART
保証期間
3年
発売日
2011年7月末
実勢価格
税込190,000円前後
製品情報(OCZ Technology)
製品情報(株式会社アスク) |
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