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|「HD Tune Pro 4.60」ベンチマークテスト
Benchmark Read/Writeをみると、特にライトでブレが大きくなっている。またRandom Accessではリード性能が低くなるなど、やや癖のある結果となった。
ただし、File Benchmarkの結果では、リードは1250MB/sオーバー、ライトも約1100MB/sオーバーとLGA1155プラットフォームと変わらないスコアを計測しており、最高転送速度には影響がなさそうだ。
|「ATTO Disk BenchMark 2.46」ベンチマークテスト
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【ATTO Disk BenchMark 2.46】 |
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最後に「ATTO Disk BenchMark 2.46」のスコアを確認していこう。こちらはリードで最大1538MB/s、ライトで最大1290MB/sとLGA1155プラットフォームと同様、公称値を上回る結果を記録した。
|LGA1366プラットフォームでも高速な転送速度を実現可能
チップセットレベルでSATA3.0(6Gbps)に対応していないLGA1366プラットフォームでは、「RevoDrive3 X2」は、ディスク周りを強化したいユーザーにとっては非常に有効なアップグレードパスとなるだろう。
|PCI-Express(x4)パワーを最大限に発揮する「RevoDrive3 X2」はやはり高速だ
「RevoDrive3 X2」はSandForce製コントローラを採用していることもあり、データの圧縮率によって転送速度が変わるものの、リード最大1500MB/s、ライトで最大1250MB/sとSATA3.0(6Gbps)とは別次元のスピードを発揮する。さらに、体感速度に直接影響するランダムアクセスは、データの圧縮率に関係なく高いスコアを計測しており、まさにPCI-Express(x4)接続のメリットを最大限に活かすことができるSSDに仕上げられていた。
また、転送速度だけなら同様のRAID環境を構築すれば実現可能だが、「RevoDrive3 X2」ではRAIDコントローラ、SSDコントローラ、MLC NANDフラッシュが1つにまとめられているため、配線や面倒なRAID設定が必要なく、スロットに挿すだけで簡単に高速な環境が手に入る。加えて、オリジナルRAIDコントローラを搭載することで、TRIMやSMARTにも対応するため、長期使用時の安定性といったメリットも非常に大きい。
「RevoDrive3 X2」はPCに最高の性能を求めるなら検討したい一品だ。また、コスト的に厳しい場合は240GBモデルがおすすめだ。こちらは容量が半分となってしまうが、転送速度はほぼ同等。執筆時点での実勢価格は79,800円前後と、決してお手軽とは言い難いが容量上位2モデルに比べれば、かなり現実的な価格設定となっている。
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機材協力:OCZ Technology
機材協力:株式会社アスク
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製品名
OCZ RevoDrive3 X2 PCI-Express SSD 480GB
型番
RVD3X2-FHPX4-480G
容量
480GB
外形寸法
167.64×98.42×15.25mm
(ブラケット含まず)
重量
約184g
形状
フルハイト
インターフェイス
PCI-Express2.0(x4)
コントローラーチップ
SandForce SF-2281×4
ストレージコントローラー
OCZ SuperScale
最大読込
1500MB/sec
最大書込
1250MB/sec
4KB ランダム読込
130,000 IOPS
4KB ランダム書込
110,000 IOPS
4KB ランダム最大書込
230,000 IOPS
MTBF
100万時間
動作環境温度
0℃〜55℃
消費電力
アイドル:13.5W、アクティブ:14.3W
メモリの種類
25nm、MLC NAND Flashメモリ
その他機能
TRIM、SCSI Unmap、SMART
保証期間
3年
発売日
2011年7月末
実勢価格
税込190,000円前後
製品情報(OCZ Technology)
製品情報(株式会社アスク) |
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