2019.11.24 16:12 更新
2019.11.24 取材
本日のコレオシは、先週に引き続き、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店の板モノ担当 猪狩さんに聞く第3世代Ryzenシリーズ対応の人気マザーボード。今週は、GIGABYTEとMSI。
「Ryzen 9 3950X」の発売まで1週間。ちらほら入荷状況を聞かれることが多くなってきました。さらに第3世代Ryzen Threadripperも同日発売が決定。当日はちょっとしたお祭りになりそうです。
そんな中、先週のASRock、ASUS、BIOSTARに続き、今週はGIGABYTE、MSIの売れ筋Ryzen対応マザーボードを紹介しましょう。
GIGABYTEの人気モデルは、AMD X570搭載マザーボードでは珍しいMini-ITX規格「X570 I AORUS PRO WIFI」。コストパフォーマンスに優れる「X570 AORUS ELITE」も人気ですが、第3世代Ryzenの発売当初から購入する事ができた唯一のMini-ITXマザーボードということで、未だに好調なセールスを記録しています(現在はASRockとASUSからも発売中)。
Mini-ITXサイズとはいえ、IRデジタルPWMコントローラによるダイレクト駆動電源回路やIntelチップによるギガビットLAN、Wi-Fi 6(無線LANカード)、M.2 SSDとチップセットをまとめて冷却する「M.2 Thermal Guard Multi-Layered Heatsink」など、ハイエンドマザーボードに引けを取りません。Ryzen 9 3900Xはもちろん、まもなく登場予定のRyzen 9 3950Xでハイパフォーマンスな小型PCを組むなら、間違いなく有力候補でしょう。Mini-ITX対応のAMD X570搭載マザーボードでは、最安の価格設定も魅力です。
装甲仕様のメモリスロット「Ultra Durable Memory Armor」やPCI-Expressスロット「Ultra Durable PCIe Armor」、基板裏面を守る「ベースプレート」など堅牢性にも定評がある |
第3世代Ryzen対応マザーボードでは、ここ最近一番勢いを感じるMSI。中でも「MPG X570 GAMING PLUS」は、毎週末完売するほどの人気振りです。その理由は価格。基本を抑えたスペックで売価税込18,678円と、2万円を切るコストパフォーマンスの高さがウケています。
週末になると完売するため「週明けに発注しないといけない」というMSI「MPG X570 GAMING PLUS」 |
Ryzen 9というよりはRyzen 5/7と組み合わせる人が大多数です。先週紹介したお得な同時購入値引きを使えば、Ryzen 5 3600とセットで35,156円で購入できる計算。浮いた予算をPCI-Express4.0(x4)対応SSDやグラフィックスカードに使い、最新のRyzen搭載PCを買って行く人が多いですね。
ASUS、BIOSTAR、MSIのX570/B450搭載マザーボードが対象の同時購入値引き。最大9,900円引きになる超セット割引が可能 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064
GIGABYTE: https://www.gigabyte.com/jp
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/