2022.05.01 08:33 更新
2022.05.01 取材
本日のコレオシは、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店のベテラン店員 猪狩さんに聞いた、オススメのマザーボード、ASRock「B550 Steel Legend」。今ならCPUとセット購入で大幅値引きも適用される。
「泣きながら1枚1枚BIOSを最新にアップデートしました(笑)」(猪狩氏)ということで、最近発売された新CPUは全て問題なく利用できる |
「Ryzen 7 5800X3D」を筆頭に「Ryzen 7 5700X」や「Ryzen 5 5600/5500」など新CPUが続々投入されたAMD。マザーボードも手頃な価格で高性能なスペックの製品が多く、買い替えるにはちょうどいいタイミングです。
今回コレオシするASRock「B550 Steel Legend」は、ミドルレンジながらスペックはハイエンド並み。特に注目したいのがSocket AM4マザーボードの中でも最高クラスとなる14フェーズ構成の電源回路で、AMD X570チップのハイエンドモデルでも使用されている「50A Dr.MOS」や、「Premium 60A Power Choke」「Nichicon 12K Black Caps」などの高品質パーツを贅沢に採用しています。その分価格はやや高い印象ですが、安定性に直結するため、それ以上の恩恵はあると思います。
お伝えしておきたいのが、対応CPUクーラーについて。実は上位モデルの「X570 Steel Legend」の場合、背面にバックパネルを備えるグラフィックスカードと140mmファン搭載の大型空冷CPUクーラーが干渉する事があります(Noctua「NH-D15」など)。もちろんオールインワン水冷や120mmクラスのCPUクーラーなら問題なく装着できますが、要注意ポイント。その点「B550 Steel Legend」なら、上段のM.2スロット(Hyper M.2)があるためピッチに余裕ができ、大型空冷CPUクーラーでもグラフィックスカードと干渉しません。
画像は「X570 Steel Legend」の注意書き。スペックは魅力的だが唯一の弱点かも | 「B550 Steel Legend」はM.2スロットの分ピッチに余裕があるため安心 |
さらにもう1点付け加えるなら、ワイヤレスカード増設用のM.2 Key-E(M.2 2230)スロットの存在。バックパネルには無線LAN用の穴が設けられていますので、Intel純正の増設キット「AX200.NGWG.DTK」を使えば、簡単にWi-Fi 6無線LAN機能を追加できます。
ワイヤレスカード増設用のM.2 Key-E(M.2 2230)スロット。猪狩氏のオススメはDeskMini用のオプション「WIFI KIT For DeskMini」。マザーボードにも利用できるという |
最後に何故いまAMDをオススメするのか。それは当店で行っている「超セット割り」がスゴイから。指定のCPUと対応マザーボードの同時購入で、最大6,600円引きになるというもの。対応CPUは従来モデル(「Ryzen 7 5800X3D」「Ryzen 7 5700X」「Ryzen 5 5600/5500」は対象外)となりますが、例えばRyzen 7 5800Xと「B550 Steel Legend」をセットで購入した場合は、4,400円引きになる計算。期間は大型連休の最終日(5月8日)まで。是非ご検討ください!
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ASRock Incorporation: https://www.asrock.com/index.jp.asp
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064