株式会社アスク(本社:東京都千代田区)が主催する自作PCパーツイベント「ASK★FES 2025 ~何かが見つかる!世界のPCパーツ大集合祭り~」が2025年4月12日(土)と13日(日)の2日間、秋葉原UDX 2階 アキバ・スクエアで開催された。最新製品から国内未発売の製品まで、多数のPCパーツが勢揃いした会場の様子を画像中心にレポートする。
自作PCパーツの国内大手代理店、株式会社アスクが主催する自作PCパーツの大型イベントが2年ぶりに開催された。会場には、オープン前から多数の熱心な自作派が駆けつけ、行列ができるほどの盛況ぶり。

イベント終了の17:00まで、たくさんの来場者で賑わった。今回は合計21メーカーがブースを出展。この日のために台湾や中国をはじめ、著名なPCパーツメーカーの本社スタッフが多数が来日し、自慢の自社製品をアピールした。
|
|
会場限定のお買い得品が手に入る物販ブースはには、それを目当てに訪れた来場者で大賑わい
|
AGI
SSDやメモリ、フラッシュ関連製品を幅広く扱うAGI(Agile Gear International)。国内での知名度は低いものの、これから拡販に注力したいと意気込む台湾メーカーだ。価格で勝負できるSSDやDDR5メモリのほか、まもなくNintendo Switch 2に対応するmicroSD Expressカードの新モデルも投入予定なので「楽しみにしてほしい」(担当者)とのこと。来月開催のCOMPUTEXで続報をお伝えする予定だ。
AMD
Ryzen 9000シリーズやRadeon RX 9070シリーズのセールスが好調なAMD。イベントではお馴染みの日本AMD・佐藤氏が手に持つRyzen 9 9950X3Dや、注目のASRock「AMD Radeon RX 9070 XT Taichi 16GB OC」が採用されたハイエンド構成のPCが展示された。
ASRock
「昨年末に発売された電源ユニットや、3月にデビューしたRadeon RX 9070シリーズが絶好調」というASRockブースでは、原口氏によるセッションを定期的に開催。毎回多くの来場者で賑わっていた。なお来月台湾で開催されるCOMPUTEXでは“隠し玉”もあるようで「期待してほしい」とのこと。

ASUS
ASUSのジョージこと市川氏が手に持つのは、5月上旬リリース予定の「ROG Strix GeForce RTX 5070 Ti 16GB GDDR7」だ。約3.3スロット占有デザインのボディには、風量が31%増強されたというAxial-techファンを3基備えるほか、ベイパーチャンバー・ヒートシンクを組み合わせた「MaxContact」デザインを採用。人気GPU採用のStrixモデルということで発売を待つ人も多いだろう。
また、発売日は未定ながらM.2 SSDエンクロージャの新製品「ASUS Cobble SSD Enclosure」が展示されていた。石畳からインスピレーションを得たというデザインは「2024グッドデザイン賞」を受賞。アルミニウム合金製トップカバーやIP55の防水・防塵性能を備える。
|
「ASUS Cobble SSD Enclosure」はブラックとグレイを用意。ちなみに搭載されていたSSDは、読込最大14,800MB/sで発売されたばかりのSamsung「9100 PRO」。外付けSSDとしては「完全なオーバースペック(笑)」(市川氏)とのこと
|