エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.706
2018.12.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
「SR-ii9-8862H/S5/GL/W10」の概要を大まかに掴んだところで、ここからは実機を確認していく。まずはBTOの顔というべきPCケースからチェックを開始しよう。
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届けられたカスタマイズ済みの評価機には、ZALMANのミドルタワーPCケース「Z9 Neo」に変更されている。左側面にアクリルパネルを備えつつ、5.25インチオープンベイを搭載。フロントには遮音性の高い開閉式ドアを採用するロングセラーPCケースで、パソコンショップSEVENではカスタマイズメニューから選ばれることが多いという。見慣れた外観ながら、サイドパネルを開けば発売されたばかりの最新パーツが詰め込まれているというギャップが面白い。
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ZALMAN「Z9 Neo」(W205×D482×H490mm)。開閉式のフロントパネルと防音パッドにより遮音性にも優れる。なお5.25インチオープンベイは2段で、まだまだ需要のある光学ドライブが搭載できる |
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ケースのトップには、電源スイッチ、リセットスイッチ、USB3.0×2、USB2.0×2、オーディオ入出力を備え、発光するブルーLEDがアクセント |
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トップには120mm口径のブルーLEDファン×2基が搭載され、遮音カバーにより覆われている | 底面の電源ユニット搭載部にあるスライド着脱式の防塵フィルタ。引き出しは背面方向のためやや面倒だが、定期的なメンテナンスで清潔な状態を保ってあげよう |
また、パソコンショップSEVENのカスタマイズメニューで驚かされるのが、多彩なPCケースのラインナップ。自作派に人気のFractal Design「Define R5」「Define R6」やCooler Master 「CM690 III」、INWIN「805C」など実に28種類もの選択肢(2018年12月現在)が用意されている。こだわりのゲーマーにとってカスタマイズが楽しい時間になりそうだ。
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ラインナップは多いが、選択中のマザーボードやCPUクーラーによって選べるPCケースが一目で分かるため、初心者にも安心 |