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 Home > エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.55 JMicron JMF616搭載 ADATA「S596 Turbo」検証
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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.55
JMicron JMF616搭載 ADATA「S596 Turbo」検証
2010年9月30日 20:45
TEXT:GDM編集部 池西 樹
 
 早いもので2010年もそろそろ大詰め。あとは最終四半期を残すばかりとなったが、SSDは相変わらずSATA3.0(6Gbps)対応が進まず、今年はこのままSATA2.0(3Gbps)が現役として活躍しそうな雰囲気が漂っている。
 そんな中、ADATAからJMicron製の新型コントローラとなる「JMF616」を搭載した「S596 Turboシリーズ」が発売された。
 「JMF616」は従来の「JMF612」搭載品と比較して最大で約20%の性能向上だけでなく、安定動作も実現したチップとなる。さらに今回販売された「S596 Turboシリーズ」は、新製品ながら最安価格帯に投入されるコストパフォーマンスにも優れた製品だ。
 そこで、今回は「S596 Turboシリーズ」と旧モデルとなる「JMF612」コントローラーを採用した「S596シリーズ」をADATAの国内正規代理店となるマスタードシード株式会社より借り受け、「JMF612」との比較を中心にその性能を検証していきたいと思う。



JMicron製新型コントローラ「JMF616」を搭載したADATA「S596 Turboシリーズ」

 ADATA「S596 Turboシリーズ」は、コントローラチップにJMicron製「JMF616」を採用する最新モデル。32GB/64GB/128GB/256GBの計4モデルが用意されているが、現在のところ発売が確認されているのは256GBモデルを除く3モデル。
 転送速度は最大読み込み速度が全モデル共通で260MB/sec、最大書き込み速度は256GBと128GBは210MB/sec、64GBは120MB/sec、32GBは60MB/secで、128MBのキャッシュメモリを搭載。いずれのモデルもTRIMコマンドとRAIDの対応が謳われている。
 さらに、書き込み回数の多いブロックのデータを少ないブロックに入れ替えることで書き換え回数を均一化するスタティックウェアレベリングにも対応し、長寿命を実現している。

ADATA
同容量のSSDの中でも最安クラス。コストパフォーマンスに優れる「S596 Turboシリーズ」

ADATA ADATA
ADATA CrystalDiskInfo3.6.4による「AS596TB-128GM-C」結果。いずれのモデルもTRIMに対応している

Spec



「S596 Turboシリーズ」を写真で確認

 JMicron製のコントローラということで、これまでと同様MiniUSB2.0インターフェイスも用意され、最近のSSDでは定番となった2.5インチ→3.5インチ変換マウンタも標準で付属している。
 今回は基板を確認するため外装カバーを外して撮影をしているが、当然ながら外装カバーを開け、基板を確認する作業は補償対象外となるため、どうしても興味がある場合は自己責任で行っていただきたい。

ADATA ADATA
カラフルなハチドリがデザインされたADATAおなじみのパッケージ ケースはブラックカラーのアルミ製。67gということで、持った感じは意外に軽い。Turboのシールはあとから張り付けられている
ADATA
インターフェイスはSATA2.0(3Gbps)だけでなくMini USB2.0端子も搭載する 標準でMiniUSBケーブルが付属するため、USBメモリとしても利用できる。ただし、SATAとUSB端子を同時に使用することはできないので注意が必要だ
ADATA ADATA
JMicron製の新型コントローラチップ「JMF616」 搭載されているキャッシュメモリはDDR2で容量128MB、Hynix製「HY5PS1G1631C」
ADATA
「AS596TB-128GM-C」の基板。インターフェイス側にコントローラチップとキャッシュメモリが配置され、64Gbit MLC NANDフラッシュが8枚搭載されている 裏面にも64Gbit MLC NANDフラッシュが8枚搭載され、計16枚で容量128GBを実現
ADATA
搭載されるMLC NANDフラッシュはIntel製「29F64G08CAMDB」(64Gbit) ブルーカラーのADATAオリジナル2.5インチ→3.5インチ変換マウンタも標準で付属。デスクトップPCで使う場合も追加投資は不要



比較対象となる「AS596B-64GM-C」を写真で確認

 次に比較対象として用意した「S596シリーズ」の64GBモデル「AS596B-64GM-C」を写真で確認していきたい。こちらはコントローラチップに「JMF612」を採用したモデルで、キャッシュは128MBとなる。転送速度は最大読み込み速度240MB/sec、最大書き込み速度は110MB/secで、128MB DDR2のキャッシュメモリを搭載。Trimコマンドにも対応する。

ADATA
「S596Turboシリーズ」(写真左)がブラックカラーなのに対して、「S596シリーズ」(写真右)はグレーにカラーリングされている

ADATA ADATA
コントローラチップはJMicron製「JMF612」 搭載されているキャッシュメモリはDDR2で容量128MBのHynix製「H5PS1G63EFR」
ADATA ADATA
搭載されるMLC NANDフラッシュはIntel製「29F32G08AAMDB」(32Gbit) 32Gbit MLC NANDフラッシュは裏表で計16枚搭載され容量64GBを実現
ADATA
「AS596TB-128GM-C」と「AS596B-64GM-C」の基板を並べたところ。基板のパーツ配置などは、一見同じに見える
ADATA 「AS596B-64GM-C」の「CrystalDiskInfo」の結果。こちらもTRIMに対応している


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・AS596TB-32GM-C(32GB)
 オープンプライス(想定売価7,980円前後)
 代理店製品情報(マスタードシード)
 メーカー製品情報
(ADATA)
・AS596TB-64GM-C(64GB)
 オープンプライス(想定売価13,800円前後)
 代理店製品情報(マスタードシード)
 メーカー製品情報(ADATA)

・AS596TB-128GM-C(128GB)
 オープンプライス(想定売価26,800円前後)
 代理店製品情報(マスタードシード)
 メーカー製品情報(ADATA)

・AS596TB-256GM-C(256GB)
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 代理店製品情報(マスタードシード)
 メーカー製品情報(ADATA)
 

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