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|ベンチマークテストで性能を確認
写真にてパッケージ、外観、基板を確認したところで、ベンチマークを使って性能を確認していきたい。今回はベンチマークに「CrystalDiskMark 3.0」、「HD Tune Pro 4.01」、「ATTO Disk BenchMark 2.46」の3種類のソフトを用意した。
テスト方法はこれまでと同様OS、ドライバ、ベンチマークのみをインストールしたシステム用のハードディスクを別途用意し、マザーボード上のSATAポートに接続。SSDには何もデータを入れない状態でテストを行った。ベンチマークテスト中はネットワークケーブルを抜いた状態で測定を行っている。なおテスト環境は以下の通り。
|「CrystalDiskMark 3.0」のテストデータによる違いを確認
初めに「CrystalDiskMark 3.0」を使って性能を確認する前に、テストデータによってベンチマーク結果に違いが出るのかを確認することにした。データサイズは1000MBを固定し、圧縮率の低い「デフォルト (ランダム)」、圧縮率の高い「All 0x00 (0Fill)」と「All 0xFF (1Fill)」の3種類のテストデータを使ってベンチマークを行った。
![](image/012_128_1000_0xFF_225x204.jpg) |
【Seq】シーケンシャルリード/ライトは、SSDの最高データ転送速度を計測する
【512K】512KB単位でのランダムデータアクセス効率を計測。通常ドライブ内にはデータが連続しているとは限らないため、一般的な使用におけるパフォーマンスが分かる
【4K】4KB単位でのデータアクセス効率を計測。HDDほどではないとは言え、SSDも小さい単位でのデータアクセスは苦手で、SSDの底力を現す重要なポイントとなる
【4K QD32】4KB単位でのデータアクセス効率を計測(Queue Depth32)。「4K」の結果と見比べる事で、NCQ(コマンド並べ替えによるアクセス効率化機能)によるパフォーマンス向上率が分かる |
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S596 Turboシリーズ AS596TB-32GM-C(32GB) |
![](image/004_32_1000_225x204.jpg) |
![](image/005_32_1000_0x00_225x204.jpg) |
デフォルト(ランダム) |
All 0x00 (0Fill) |
![](image/006_32_1000_0xFF_225x204.jpg) |
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All 0xFF (1Fill) |
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S596 Turboシリーズ AS596TB-64GM-C(64GB) |
![](image/007_64_1000_225x204.jpg) |
![](image/008_64_1000_0x00_225x204.jpg) |
デフォルト(ランダム) |
All 0x00 (0Fill) |
![](image/009_64_1000_0xFF_225x204.jpg) |
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All 0xFF (1Fill) |
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S596 Turboシリーズ AS596TB-128GM-C(128GB) |
![](image/010_128_1000_225x204.jpg) |
![](image/011_128_1000_0x00_225x204.jpg) |
デフォルト(ランダム) |
All 0x00 (0Fill) |
![](image/012_128_1000_0xFF_225x204.jpg) |
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All 0xFF (1Fill) |
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ベンチマークの結果を見ると、3モデルともテストデータによる大きな変化は見られなかった。「S596 Turboシリーズ」データにかかわらず一定の転送速度が期待できることがわかる。
|「CrystalDiskMark3.0」実力検証を行う
それでは早速「CrystalDiskMark3.0」を使って性能を確認していきたい。ちなみに、データによる違いが無いことが確認できたので、ベンチマークは「デフォルト (ランダム)」のみで実行した。
S596 Turboシリーズ AS596TB-32GM-C(32GB) |
![](image/013_32_50_225x204.jpg) |
![](image/014_32_100_225x204.jpg) |
50MB |
100MB |
![](image/015_32_500_225x204.jpg) |
![](image/016_32_1000_225x204.jpg) |
500MB |
1000MB |
![](image/017_32_2000_225x204.jpg) |
![](image/018_32_4000_225x204.jpg) |
2000MB |
4000MB |
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S596 Turboシリーズ AS596TB-64GM-C(64GB) |
![](image/019_64_50_225x204.jpg) |
![](image/020_64_100_225x204.jpg) |
50MB |
100MB |
![](image/021_64_500_225x204.jpg) |
![](image/022_64_1000_225x204.jpg) |
500MB |
1000MB |
![](image/023_64_2000_225x204.jpg) |
![](image/024_64_4000_225x204.jpg) |
2000MB |
4000MB |
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S596 Turboシリーズ AS596TB-128GM-C(128GB) |
![](image/025_128_50_225x204.jpg) |
![](image/026_128_100_225x204.jpg) |
50MB |
100MB |
![](image/027_128_500_225x204.jpg) |
![](image/028_128_1000_225x204.jpg) |
500MB |
1000MB |
![](image/029_128_2000_225x204.jpg) |
![](image/030_128_4000_225x204.jpg) |
2000MB |
4000MB |
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S596シリーズ AS596B-64GM-C(64GB) |
![](image/031_nont_50_225x204.jpg) |
![](image/032_nont_100_225x204.jpg) |
50MB |
100MB |
![](image/033_nont_500_225x204.jpg) |
![](image/034_nont_1000_225x204.jpg) |
500MB |
1000MB |
![](image/035_nont_2000_225x204.jpg) |
![](image/036_nont_4000_225x204.jpg) |
2000MB |
4000MB |
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「S596 Turboシリーズ」は3モデルともシーケンシャルリードは260MB/secに近い結果でほぼスペック値どおりとなった。シーケンシャルライトもそれぞれのスペック値に近い結果でしっかりと速度がでていることがわかる。
また、「AS596TB-64GM-C」と「AS596B-64GM-C」で比較すると、結果に多少ブレはあるもののシーケンシャルリードが30MB/sec、シーケンシャルライトが20MB/sec程度高速になっていることがわかる。さらにランダムアクセス、特に4Kと4KQD32のライトの結果が大きく向上している。
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